心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

イビキ

2019年07月06日 | 雑感・愚見

2019年の一月、アメリカのフロリダ州の住宅で、

就寝中の男性が銃で撃たれました。

男性の命犯人は、男性の彼女で

男性の大きなイビキに我慢ならなくなりカッとなってだそうです。

 

「お前のイビキがうるさくて眠れなかった。」なんて話はよく聞きますが、

「自分のイビキがうるさくて毎夜目が覚めてしまう。」という話は、

有ってもおかしくないと思いますが、今の所は聞いたことがありません。

面白く不思議です。


しかし、「お前と一緒にいる位なら刑務所に入った方がマシだ!」と

銀行強盗を働いた男がいたかと思えば、イビキがうるさいと彼氏を銃撃する女性。

 

アメリカの社会には、このような情緒安定レベルの低い+行動する人達が

ゴロゴロといるとは思いたくないのですが、どうなんでしょうか。


日頃から、何かにつけてキレまくってくれる人なら付き合い様もあるのですが、

普段は温厚で突然スイッチが入ってキレる人とか、

本当は受け流せないのに我慢して我慢して我慢しきれなくなって、

ある日、同じ対応に爆発する人とかも

付き合う人としては一番やっかいで危ない人ですね。

 

さてですが、男性も女性もイビキをかきますが、

比率は、男性2女性1程度の差があるようです。


女性が男性よりもイビキをかきにくいのは、

女性ホルモンの働きと関係していて、

閉経を迎える更年期になると女性ホルモンの分泌が少なくなることで

女性もイビキをかきやすくなるそうです。


イビキは、睡眠時に気道が狭くなることで起きる現象なので

イビキの対策として枕を変えてみたり、横向きに寝るようにしてみたり、

鼻呼吸を意識してするとか色々とあります。


イビキの原因の中の一つに、ストレスも考えられているようですが、

一番大きな原因は、肥満と口周りの筋肉の低下によるものだそうです。


イビキそのものが悪いというよりも

肥満状態は、糖尿病や高血圧等の生活習慣病のリスクが高まるので、

改善を考える必要があるとのメッセージですし、

女性の場合は、更年期障害について考えてみる機会となるかもしれません。


そして、イビキそのものが関係しているのが、

睡眠の最中に何度も呼吸停止してしまう睡眠時無呼吸症候群と言われる症状で、

起きても熟睡感がない。頭が痛い。疲れが取れない。集中力がない。

日中に睡魔が襲ってくる等、色々な弊害を引き起こします。


一時期、報道で睡眠時無呼吸症候群の疑いがある

電車の運転手が居眠り運転であるとか、

車の居眠り運転による交通事故とかが良く取り上げられてたのを

思い出されるかもしれません。


肥満状態が長く続いていたり、

睡眠時無呼吸症候群の状態が長く続いている人よりも

そうでない人の方が遥かに健康で長生きするのに良いのは間違いないので、

改善について取り組んでみても良いのかもしません。


ー ジョーク ー 


定年退職をした仲間数人で旅行に出かけ、

部屋数を二人で一室を押さえたのですが、

誰もがダリルと一緒の部屋になることを拒みました。


何故なら、仲間全員がダリルのイビキは半端ないことを知っていたからです。

仕方ないので一日ごとに誰がダリルと同室になるのかを

くじ引きで決めることにしました。


旅行初日の朝、ダリルと同室になった男は、

ボーとした顔で髪はボサボサで目を真っ赤にして

みんなと同じ朝食のテーブルに座り言いました。

「ダリルのイビキが大きすぎて一晩中椅子に座って彼を見ていたんだ。」


旅行二日目の朝、ダリルと同室になった別の男性もまた、

真っ赤な目をして髪はボサボサで疲れ果てて言いました。

「ダリルの部屋を揺らすほどの大きなイビキで一睡もしていない。」


その夜は、フランクがダリルと同室になることに。

フランクは、ボディビルで鍛えた筋肉の塊の身体の持ち主です。

旅行三日目の朝、スッキリとした顔で朝食の場に現れたフランクを皆が見て、

「いったいどうやって眠ることが出来たんだ?」と訊ねると、


フランクが言うには、

「昨日眠る時に、ダリルがベットに入る時にきちんと布団をかぶせてやって、

 彼の頬にお休みのキスをしてあげたんだ。

 そうしたらダリルは一晩中椅子に座って僕をみていたよ。」

 

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夫婦仲

2019年07月04日 | 雑感・愚見

2016年、アメリカのミズリー州に住む70歳の男性は、

夫婦喧嘩の末に、「お前と一緒にいる位なら刑務所に入った方がマシだ!」と

書いた紙を残して家出し、その直後に銀行強盗を起こし逮捕されました。


これまた凄いですね。

怒りや不満を表現するための言い様で終わらずに

実際に銀行強盗して逮捕されるって、

壮大な夫婦喧嘩に巻き込まれた銀行やその時に銀行に訪れていた人、

そして、警察の人達まで偉い迷惑を被ったわけです。

なんでわざわざ広げるかなあ。

 

理性的で精神が安定している男性よりも、

感情表現が豊かな男性の方が魅力的だと言う話を

女性、特に若い女性が言うのを聞いたことがあるのですが、

ここまで感情表現が豊かだと、どうなんでしょうかね。


男性から女性を見ても、

何かをしてあげた時に喜びを大きく表してくれたり、

一緒に出掛けた時に楽しんでくれているのが良く分かる方が、

やり甲斐を感じたり嬉しく感じたり、また魅力的に感じますが、

やはり間違った方向に感情表現が豊かだと

付き合い切れなくなるのではないでしょうか。


そう言えば、不満や怒りや悲しみをぶつけられた時に、

カチンときてこの野郎と思ったり、鬱陶しいと感じてしまう人もいれば、

同じように感情を向けられても素直にごめんさないと言いたくなったり、

可愛いと思えたり、何とかしてあげなくてはと思える人の違いって

何なんでしょうかね。


私は、その人の感情表現の仕方は、その人の個性であり味なので

自分の感情をコントロールしようなんて思う必要がないと思っていて、

感情をコントロールした方が良いと思うのは、

過ぎた感情の発露が度々ある場合だけです。


ミズリー州の男性のように

夫婦喧嘩する度に銀行強盗していたら目も当てられませんし、

周りに人にとっても良い迷惑です。


最近、先に殴り掛かられたり威圧された訳でもないのに、

カッとなったから殴ってしまったり、

刃物で傷つけたというニュースを目にしますが、

報道によって伝えられる犯人の反省する言葉を信用するなら

自分の感情をコントロールできるようになってもらいたいものです。


自分の感情をコントロールする簡易的な方法として、

深呼吸をする。場を変える。話題を変える。

時間を空ける(衝動的に行動する前に)。

全く関係のない行動を取ってみる。

(踊ってみる。美味しいものを食べてみる。運動をしてみる等)

がありますが、


感情が噴出した時と態度、行動に移す時との間に、

なかなか上の様な事を入れることは難しいので、

普段から小さなことで練習を行っておく必要があります。


また自分の感情のコントロールするには、

根本的に改善を図る必要があると思われる場合には、

何らかの転移反応による可能性があるので

大きな痛手を被る前、大いなる痛手を繰り返さないために、

心理療法を受けてみるのも良いかも知れません。


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魔法

2019年07月02日 | 雑感・愚見

2006年、ドイツのミュンヘンで

恋人に捨てられた女性が自称『魔女』に復縁を依頼したのですが、

全く魔法の効果が現れないので魔女に代金の返還を求めた訴訟を起こし、

裁判所は、魔女に代金の返還を命じました。


こういう場合、裁判所が代金の返還を命じる判決を下さなければ、

裁判所が魔法の存在を認めたかのような形になって、

魔女ビジネスが雨後の筍のように出現する可能性もあるかと思うので、

代金の返還命令は、妥当な判決だと思うのですが、


私の知り得た情報では、魔女ビジネスを禁止したり、

自称魔女を何らかの罪状で逮捕してはいないようなので、

自分から泥水の中に飛び込んでしまった被害者の愚かさと言うか、

自己責任の部分を加味された判決なのかと思うのです。


自称『魔女』の後先の何十何百の顧客のなかには、

偶然の産物で依頼内容が叶う場合があっても不思議ではないので、

偶然の産物が起きない場合は、代金を返還しなければならないが、

偶然の産物が起きた場合は、代金を返還しなくても良いと言うよりも


魔女ビジネスを利用した顧客に偶然の副産物が起きようが起きまいが、

費用を支払った後でも返却してもらうのか収めたままにするのかの

決定権を顧客が持つと言うことかと思います。


何年前だったでしょうか。

これと同じようなことが日本でもありました。


「私は、この財布を買ったことで、

 女性にモテモテになりました。宝くじに当たりました。」

等の内容を大々的に打ち出していた新聞のチラシ広告が

時折、入ってるのを見ていたので、


私「こんなの信じて購入する人なんかいるのだろうか?」

Aさん「かなり費用もいる大きなチラシを定期的に出しているのだから、

   購入している人は、一人や二人じゃないんだろうね。」

私「代金もそうあくどく無いし、

  これを購入して効果が無い、騙されたなんて訴えても、

  詐欺というよりシャレな感じがするので、

  裁判所が受け付けてくれないんじゃないの。」

Aさん「どうなんだろうね。」


なんて話をしていたら、タイミング良く

幸運のグッズを購入したものの効果が全く無かったとして、

販売会社を訴えた裁判で、ドイツのミュンヘンの裁判と同じように、

代金の返還命令か賠償命令があったと新聞に載ったので良く覚えています。


こんなの幸せになるのは、購入した人ではなくて

販売している会社の人達なのは明白なので、

小学生の子供を騙したのだったらまだあれですが、

大の大人が購入した分には自己責任かと思いきやの返還命令です。


で、だったら黒魔術アクセサリーとか金運財布とか、

パワーストーンとか、さらに言うと神社やお寺のお守りとかお札、

さらにさらに言うと、お詣りしても効果が全く無かったので、

賽銭50円を返還しろなんて訴えを起こしたら

裁判所はどう動くのだろうかと思ったりします。


幸運グッズも価格がいくらまでならOKと言ったような基準を

公の機関が決めにくいものだと思うので、

ドイツにしても日本にしても、同じようなビジネスが

行き過ぎたことにならないようにクサビを打ち込んだものかも知れません。


この先、何年経とうが社会にふんわり柔らかな部分が排除されて、

お詣りのお賽銭や神社寺院のお守りに対して効果がないと訴えを起こす人が

わんさかいるような国には成って欲しくないと思ったりするのです。

 

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