一昨日のエントリにコメントを下さったmさん、ありがとうございました。
ご指摘のとおり、新製品のデジカメは「中高年(あるいは団塊世代)をターゲットとしているから、起用タレントも違う」というのは、テレビCMを見れば明らかですが、本当に新商品は中高年向けの商品なのでしょうか?
「ズーム」や「広角」と言う機能は、別に中高年だけが求めている機能ではないと考えるからです。
もし、パナソニックがそのような区分けを考え(テレビCMを作成し)ているとしたら、市場を見誤る可能性があるように感じます。
「もっと楽しく、気軽に、いつでも、どこでも、記憶しておきたい瞬間を切り取るモノ」という視点で、デジタルカメラを見る必要があるのでは?
新聞各紙だけではなく、夕方のテレビニュースなどでもトップ扱いで、三洋電機の会長・野中ともよ氏が辞任を報じている。
野中氏と他の経営陣との関係が良好ではないことは、だいぶ前からイロイロと言われてきた。
そのため、時間の問題のように言われてきたのだが、就任1年9ヶ月程度での辞任となってしまった。
野中氏が就任したときから、(口の悪い?)一部マスコミは「人寄せパンダ会長」的な表現がされてきた。
新聞などの記事を読む限りでは「ブランド戦略」、特に「環境と企業ブランド」という分野でのお仕事が中心だったようなのだが、だとするとCEOではなく、まったく別の役職を与えられていたと言うことになるのではないだろうか?
ところが、野中氏が経営上の問題に対して積極的に発言をし始めるようになると、どうやら金融関係出身の他の経営陣が煙たがったような記事内容なのだ。
とすれば、やっかみだと思われる男性諸氏もいることを承知で言わせて貰えば、野中氏の起用は、「人寄せパンダだった」と言う印象でしかない。
野中氏の起用は、「三洋電機の企業イメージアップのためであり、実際の経営には口を出してほしくない」と言う姿が垣間見られるのである(金融出身男性の経営陣であれば、当然か)。
本当に、そんな思いが他の経営陣にあったとすれば、生活者をひどく見くびっているような気がする。
電化製品のうち、「白色家電」と呼ばれる商品群の購入時の決定権者の多くは、それらの商品を使う女性である。
だからこそ、女性の野中ともよ氏を役員として迎え入れ、会長職を与えたのだろう。
しかし、多くの女性は、企業の役員や会長で商品を購入するのではない(別に女性に限ったことではないのだが)。
ただ、このようなコトがあると「女性に対して理解があるふりをしていただけ」という見方を多くの女性がしてしまう可能性はあるだろう。
「結局、女性の役員なんてお飾りだったんだ・・・」というコトである。
このようなコトがあると、日本の企業に本格的な女性CEOの誕生はまだまだ先のような気がする。
ご指摘のとおり、新製品のデジカメは「中高年(あるいは団塊世代)をターゲットとしているから、起用タレントも違う」というのは、テレビCMを見れば明らかですが、本当に新商品は中高年向けの商品なのでしょうか?
「ズーム」や「広角」と言う機能は、別に中高年だけが求めている機能ではないと考えるからです。
もし、パナソニックがそのような区分けを考え(テレビCMを作成し)ているとしたら、市場を見誤る可能性があるように感じます。
「もっと楽しく、気軽に、いつでも、どこでも、記憶しておきたい瞬間を切り取るモノ」という視点で、デジタルカメラを見る必要があるのでは?
新聞各紙だけではなく、夕方のテレビニュースなどでもトップ扱いで、三洋電機の会長・野中ともよ氏が辞任を報じている。
野中氏と他の経営陣との関係が良好ではないことは、だいぶ前からイロイロと言われてきた。
そのため、時間の問題のように言われてきたのだが、就任1年9ヶ月程度での辞任となってしまった。
野中氏が就任したときから、(口の悪い?)一部マスコミは「人寄せパンダ会長」的な表現がされてきた。
新聞などの記事を読む限りでは「ブランド戦略」、特に「環境と企業ブランド」という分野でのお仕事が中心だったようなのだが、だとするとCEOではなく、まったく別の役職を与えられていたと言うことになるのではないだろうか?
ところが、野中氏が経営上の問題に対して積極的に発言をし始めるようになると、どうやら金融関係出身の他の経営陣が煙たがったような記事内容なのだ。
とすれば、やっかみだと思われる男性諸氏もいることを承知で言わせて貰えば、野中氏の起用は、「人寄せパンダだった」と言う印象でしかない。
野中氏の起用は、「三洋電機の企業イメージアップのためであり、実際の経営には口を出してほしくない」と言う姿が垣間見られるのである(金融出身男性の経営陣であれば、当然か)。
本当に、そんな思いが他の経営陣にあったとすれば、生活者をひどく見くびっているような気がする。
電化製品のうち、「白色家電」と呼ばれる商品群の購入時の決定権者の多くは、それらの商品を使う女性である。
だからこそ、女性の野中ともよ氏を役員として迎え入れ、会長職を与えたのだろう。
しかし、多くの女性は、企業の役員や会長で商品を購入するのではない(別に女性に限ったことではないのだが)。
ただ、このようなコトがあると「女性に対して理解があるふりをしていただけ」という見方を多くの女性がしてしまう可能性はあるだろう。
「結局、女性の役員なんてお飾りだったんだ・・・」というコトである。
このようなコトがあると、日本の企業に本格的な女性CEOの誕生はまだまだ先のような気がする。