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シルバーウィーク、読書ノススメ

2009-09-20 21:58:19 | アラカルト
昨日から、世間的には「シルバーウィーク」と言うコトらしい。
とはいうものの、実はお給料日前で余り行楽気分ではない、と言う方もいらっしゃるかも知れない。
そんな時、オススメしたいのが「読書」だ。

普段、なかなか読みたい本も読めないと言う方だけではなく、積読派という方なども折角の5連休なのだから、読書に時間を使ってみてはいかがだろう?
それも、自分が余り読まない分野の本を積極的に読まれてみては?

実は、最近いろいろな方から「論語」を勧められ、実家に帰省中に読んでいたのだ。
と言っても、寝る前のわずかな時間と帰省の往復だったのだが、読んでみると勧められる理由がわかったような気がしたのだ。
おそらく「論語」を読んだのは、高校生の頃漢文の時間(と言っても古文の時間にチョッとだけ)以来だと思う。
それも「論語」を読んだのか「長恨歌」を読んだのか、定かではない。
覚えているのは「返り点だとか、レ点」と言った、漢文を読むためのテクニック(と言うほどではないと思うが)と、有名な一文を暗記した程度だったように思う。
それが改めて読み直してみると、今の社会に必要なコトだな~と感じる内容が幾つもある。
「論語」そのものは、とても長いモノ(いわば、膨大なエッセイ集のような感じ)なので、その中から代表的なモノを選び出し、尚且つ高校生や中国の古典ビギナー向けに編集された内容の本を読んだのだ。
ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 「論語」 

この夏、政権交代が起こり、政治が大きく変わろうとしている。
そんな時だからこそ、孔子の説いた「教養人」でなくてはいけない、と感じたのだった。
それは政治の世界だけではなく、いわゆる「官僚」と呼ばれる人も、企業に関わる総ての人たちが、目指すべき姿なのでは?と、感じたのだ。

他にも進化倫理学入門などと言う本にも手を伸ばし、読んでいる。

ビジネスマンの読書と言うと、「How to」モノや「ビジネス選書」のようなモノになりがちだが、このようなお休みの時には小説や仕事とは関係のない分野の本を読んでみてはいかがだろう。
案外、仕事に新しい視点やアイディアを与えてくれるはずだ。