大阪の橋下市長が、大阪市立楽団の廃止(?)を表明したようだ。
「橋下市長殿、いきなり市音楽団「ジ・エンド?」(紹介記事は読売新聞)
大阪市が自前の音楽団を持っていたコトを知り驚いたが、橋下さんの狙いは別のトコロにあるのでは?という気がしている。
もちろん、市が音楽団を持つコトを継続させる云々では無い。
楽団員である市職員に「どうしたら、存続できる音楽団になるのか?」というコトを考えさせたいのでは?と言うことだ。
確かにオーケストラを運営・維持していくのは、とてもお金が掛かる。
昨年4月、米国のフィラデルフィア管弦楽団が経営破綻した、と言うニュースもあった。
フィラデルフィア管弦楽団と言えば、米国のオーケストラでも人気が高く、リッカルド・ムーティー氏など世界的に有名な指揮者が在籍し、日本でも人気のあるオーケストラだったと思う(現在、フィラデルフィア管弦楽団は再建中)。
そんな世界的人気の高いオーケストラでも、破綻するコトがある。
音楽だけでは無く、「文化にはお金が掛かる」と言っても過言では無いと思う。
このGW中には、九州・武雄市が図書館の運営をツタヤに委託、と言うニュースもあった。
「高い文化的サービスを市民に提供する」と言うのは、自治体の一つの役割でもあるとは思うし、教育という面から考えれば、とても重要なコトだと思う。
しかし、市職員でなくてはその様な「高い文化的サービスを市民に提供できないのか?」と、言われれば別だと思う。
むしろ市職員では無く、本当のプロの演奏家としてステージに立つほうが、良いかも知れない。
なにより、大阪市立楽団の演奏を聴きに来ている観客は、大阪市民だけでは無いと思う。
とすれば、大阪市民が楽団の維持・運営費を負担する意味は、あまりないような気がする。
そもそも「1回の出演料6万3000円以内」と決めている条例が、おかしいのでは?
この様な条例を廃止するのと同時に、市から独立したオーケストラとして活動をする方が、より幅広い音楽・演奏活動ができると思う。
そうすれば、定期的にミニ音楽サロンをリーズナブルな価格で、公共施設以外の場所で提供したりするコトも可能だろう。
様々な音楽を多くの人に聴いて、楽しんでもらう、というコトが、音楽活動にとって一番大切なコトだと思うからだ。
クリスマスの頃、大阪を拠点に活動しているスポーツ団体などと共同で、チャリティー演奏会と言う、チョット変わった企画なども組みやすくなるとおもうし、その様な活動がオーケストラの存在を身近にさせるのでは?
公共性の高い文化団として、社団法人や公益法人として活動する方法もあるはずだ。
文化事業にはお金が掛かる、だから維持・運営をする為にアイディアを出すコトが大切なのだと思う。
「橋下市長殿、いきなり市音楽団「ジ・エンド?」(紹介記事は読売新聞)
大阪市が自前の音楽団を持っていたコトを知り驚いたが、橋下さんの狙いは別のトコロにあるのでは?という気がしている。
もちろん、市が音楽団を持つコトを継続させる云々では無い。
楽団員である市職員に「どうしたら、存続できる音楽団になるのか?」というコトを考えさせたいのでは?と言うことだ。
確かにオーケストラを運営・維持していくのは、とてもお金が掛かる。
昨年4月、米国のフィラデルフィア管弦楽団が経営破綻した、と言うニュースもあった。
フィラデルフィア管弦楽団と言えば、米国のオーケストラでも人気が高く、リッカルド・ムーティー氏など世界的に有名な指揮者が在籍し、日本でも人気のあるオーケストラだったと思う(現在、フィラデルフィア管弦楽団は再建中)。
そんな世界的人気の高いオーケストラでも、破綻するコトがある。
音楽だけでは無く、「文化にはお金が掛かる」と言っても過言では無いと思う。
このGW中には、九州・武雄市が図書館の運営をツタヤに委託、と言うニュースもあった。
「高い文化的サービスを市民に提供する」と言うのは、自治体の一つの役割でもあるとは思うし、教育という面から考えれば、とても重要なコトだと思う。
しかし、市職員でなくてはその様な「高い文化的サービスを市民に提供できないのか?」と、言われれば別だと思う。
むしろ市職員では無く、本当のプロの演奏家としてステージに立つほうが、良いかも知れない。
なにより、大阪市立楽団の演奏を聴きに来ている観客は、大阪市民だけでは無いと思う。
とすれば、大阪市民が楽団の維持・運営費を負担する意味は、あまりないような気がする。
そもそも「1回の出演料6万3000円以内」と決めている条例が、おかしいのでは?
この様な条例を廃止するのと同時に、市から独立したオーケストラとして活動をする方が、より幅広い音楽・演奏活動ができると思う。
そうすれば、定期的にミニ音楽サロンをリーズナブルな価格で、公共施設以外の場所で提供したりするコトも可能だろう。
様々な音楽を多くの人に聴いて、楽しんでもらう、というコトが、音楽活動にとって一番大切なコトだと思うからだ。
クリスマスの頃、大阪を拠点に活動しているスポーツ団体などと共同で、チャリティー演奏会と言う、チョット変わった企画なども組みやすくなるとおもうし、その様な活動がオーケストラの存在を身近にさせるのでは?
公共性の高い文化団として、社団法人や公益法人として活動する方法もあるはずだ。
文化事業にはお金が掛かる、だから維持・運営をする為にアイディアを出すコトが大切なのだと思う。