「扇風機おばさん」という女性が、テレビに登場し、女性週刊誌などでも話題になっているらしい。
その「扇風機おばさん」と呼ばれる女性は、韓国にいらっしゃる40代後半の女性。
子どもの頃から、評判の美人で街でモデル事務所(?)などから、スカウトをされる程だったという。
そんな美人が、「もうチョット、美容整形をすればもっときれいになる」と思い、何度も美容整形を繰り返した結果、整形をした箇所が崩れ顔が腫れあがり、失明するかも知れないと言う状態になってしまったという。
体に対して、腫れ上がった顔が大きいために「扇風機おばさん」と呼ばれる様になった、と言うコトのようだ。
もちろん、美容整形の回数も半端ではなく、「整形美容大国」とまで言われる韓国であっても異常で、「依存症」状態だったという。
ただ、この記事を読んで「もうチョット・・・」と言う心理が招く問題、と言うコトを考えてしまった。
なぜなら、始まりは「チョッと整形をしたら、前よりもチョットきれいになった自分」がいて、「もうチョット、整形をしたらもっときれいな自分になる」と思い「もうチョット・・・」の繰り返しが、この様な悲劇を生んだのでは?と思ったからだ。
彼女の様な例は極端だと思うが、ここ日本でも「もうチョット・・・」と言う心理を利用したビジネスが問題となっている。
それが「コンプガチャ」と呼ばれる、ソーシャルネットゲームだ。
私自身は、ゲームそのものに興味が無いのでやったことがないため理解不足なトコロがあると思うが、この「コンプガチャ」というゲームで、月に20万使った高校生がいる、と言う話も聞く。
その様な問題が表面化し始めたGW前、この「コンプガチャ」と呼ばれるゲームを提供しているグリーやDeNAなどが、ゲームの提供の中止を発表したりしている。
問題となっている「課金システム」という面が大きいようだが、何となく利用する側の「もうチョット・・・」と言う気持ちも、影響しているのでは?
それを現すのがニュースなどで何度も言われた「射倖性」というコトバだ。
そしてこの「射倖性」という問題は、何も「コンプガチャ」に限ったコトでは無い。
「パチンコ」なども同じなのでは?
確かに「扇風機おばさん」の「(整形すれば)もうチョットきれいになる」と言うのと、ソーシャルゲームの「後1回やれば、最強レアアイティムがとれる」というのとでは、同じでは無い様に思えるし、対象としているコトが全く違う。
ただ「後もうチョットやれば、今よりもっと・・・」と言う心理的部分では同じような気がする。
その様な気持ちというか心理というのは、誰しも持っているコトだと思う。
「もうチョット・・・」と言う気持ちがプラスに働いた時には、大きく成長するコトができる。
しかしマイナスに働くと、泥沼の様な状態に陥り抜けるコトができなくなってしまうからだ。
その泥沼に落ちる状況というのは、チョットした満足感や成功体験があり、その経験や満足感を失うコトが怖くて、次々と手を出してしまう。
だからこそ、僅かな満足感を与えながら同時に不安を煽る、「もうチョット・・・」という心理につけ込むビジネスは問題だと思うのだ。
その「扇風機おばさん」と呼ばれる女性は、韓国にいらっしゃる40代後半の女性。
子どもの頃から、評判の美人で街でモデル事務所(?)などから、スカウトをされる程だったという。
そんな美人が、「もうチョット、美容整形をすればもっときれいになる」と思い、何度も美容整形を繰り返した結果、整形をした箇所が崩れ顔が腫れあがり、失明するかも知れないと言う状態になってしまったという。
体に対して、腫れ上がった顔が大きいために「扇風機おばさん」と呼ばれる様になった、と言うコトのようだ。
もちろん、美容整形の回数も半端ではなく、「整形美容大国」とまで言われる韓国であっても異常で、「依存症」状態だったという。
ただ、この記事を読んで「もうチョット・・・」と言う心理が招く問題、と言うコトを考えてしまった。
なぜなら、始まりは「チョッと整形をしたら、前よりもチョットきれいになった自分」がいて、「もうチョット、整形をしたらもっときれいな自分になる」と思い「もうチョット・・・」の繰り返しが、この様な悲劇を生んだのでは?と思ったからだ。
彼女の様な例は極端だと思うが、ここ日本でも「もうチョット・・・」と言う心理を利用したビジネスが問題となっている。
それが「コンプガチャ」と呼ばれる、ソーシャルネットゲームだ。
私自身は、ゲームそのものに興味が無いのでやったことがないため理解不足なトコロがあると思うが、この「コンプガチャ」というゲームで、月に20万使った高校生がいる、と言う話も聞く。
その様な問題が表面化し始めたGW前、この「コンプガチャ」と呼ばれるゲームを提供しているグリーやDeNAなどが、ゲームの提供の中止を発表したりしている。
問題となっている「課金システム」という面が大きいようだが、何となく利用する側の「もうチョット・・・」と言う気持ちも、影響しているのでは?
それを現すのがニュースなどで何度も言われた「射倖性」というコトバだ。
そしてこの「射倖性」という問題は、何も「コンプガチャ」に限ったコトでは無い。
「パチンコ」なども同じなのでは?
確かに「扇風機おばさん」の「(整形すれば)もうチョットきれいになる」と言うのと、ソーシャルゲームの「後1回やれば、最強レアアイティムがとれる」というのとでは、同じでは無い様に思えるし、対象としているコトが全く違う。
ただ「後もうチョットやれば、今よりもっと・・・」と言う心理的部分では同じような気がする。
その様な気持ちというか心理というのは、誰しも持っているコトだと思う。
「もうチョット・・・」と言う気持ちがプラスに働いた時には、大きく成長するコトができる。
しかしマイナスに働くと、泥沼の様な状態に陥り抜けるコトができなくなってしまうからだ。
その泥沼に落ちる状況というのは、チョットした満足感や成功体験があり、その経験や満足感を失うコトが怖くて、次々と手を出してしまう。
だからこそ、僅かな満足感を与えながら同時に不安を煽る、「もうチョット・・・」という心理につけ込むビジネスは問題だと思うのだ。