昨日の新聞各社のWEBサイトに、ホンダの「一人乗り用モビティー」が掲載されていた。
本田技研工業ニュースリリース
人と調和する新たなパーソナルモビリティー「UNI-CUB」を発表 ~共同実証実験を開始~
ところが、この新しい乗り物「どのような使い方があるのか分からない」という。
そこで始めるのが「共同実証実験」というコトらしい。
開発手順から考えれば、順番が逆という気がしないでも無い。
なぜなら、多くの製品は「事前に購買対象を想定をし、意識調査や生活スタイルなどの市場調査を実施、それらの調査を基に製品イメージをかため、作り出していく」という手順で開発が行われるからだ。
その方が開発途中に発生する問題点や、市場調査から得られた様々なデータによる修正がしやすいためだ。
ところがこのUNI-CUBというパーソナルモビリティーは、「作ってみたけど、どうやって使おうか?」というコトのようだ。
もちろんこれまでもトヨタも「パーソナルモビリティー」を発表してきた。
名古屋のミッドランドスクエアにある、トヨタショールームにはこの「パーソナルモビリティー」が展示してあり、以前行ったときには子ども向け試乗会の案内がされていた。
ただトヨタとホンダが違うのは、トヨタの場合ある程度「使うコト」を想定していた様な感じがするのに対し、ホンダは「作ってみたものの、どう使うかアイディアを下さい」という感じを受ける。
もちろん、ホンダのサイトを見ると「想定使用例」があるのだが、「現実としてどう?」と言う感じがする。
その意味で今回の「共同実証実験」は、「広く様々な人から使い方のアイディアを頂戴しよう」と言う感じがするのだ。
もちろん「パーソナルモビリティー」という分野は、これまでに無い市場の製品だ。
だからこそ、企業の中では無く様々なそれこそ老若男女を問わず、アイディアを貰い一緒に市場を創っていく、と言うコトが重要なのかも知れない。
実際、同様の乗り物として「セグウェイ」がある。
しかし、この「セグウェイ」そのものも、普及というまでには至っていない。
道路交通法などの問題も大きいとは思うのだが、「使い方」と言う点では「どう使って良いのか分からない」というトコロで、とどまっている様な気がしている。
とすれば、ホンダのこの様なアプローチは、「それってアリですか?!」と言う気がしない訳では無い。
ただ、「ユーザーと一緒に市場を創っていく」と言う視点で考えれば、それもまた一つの方法だと思う。
拙ブログに来られる方は、このホンダ「UNIーCUB」をどんな風に使うだろう。
ありきたりな使い方では無く、子どもの様な夢のある使い方を考えてみるのも、一興なのでは?
本田技研工業ニュースリリース
人と調和する新たなパーソナルモビリティー「UNI-CUB」を発表 ~共同実証実験を開始~
ところが、この新しい乗り物「どのような使い方があるのか分からない」という。
そこで始めるのが「共同実証実験」というコトらしい。
開発手順から考えれば、順番が逆という気がしないでも無い。
なぜなら、多くの製品は「事前に購買対象を想定をし、意識調査や生活スタイルなどの市場調査を実施、それらの調査を基に製品イメージをかため、作り出していく」という手順で開発が行われるからだ。
その方が開発途中に発生する問題点や、市場調査から得られた様々なデータによる修正がしやすいためだ。
ところがこのUNI-CUBというパーソナルモビリティーは、「作ってみたけど、どうやって使おうか?」というコトのようだ。
もちろんこれまでもトヨタも「パーソナルモビリティー」を発表してきた。
名古屋のミッドランドスクエアにある、トヨタショールームにはこの「パーソナルモビリティー」が展示してあり、以前行ったときには子ども向け試乗会の案内がされていた。
ただトヨタとホンダが違うのは、トヨタの場合ある程度「使うコト」を想定していた様な感じがするのに対し、ホンダは「作ってみたものの、どう使うかアイディアを下さい」という感じを受ける。
もちろん、ホンダのサイトを見ると「想定使用例」があるのだが、「現実としてどう?」と言う感じがする。
その意味で今回の「共同実証実験」は、「広く様々な人から使い方のアイディアを頂戴しよう」と言う感じがするのだ。
もちろん「パーソナルモビリティー」という分野は、これまでに無い市場の製品だ。
だからこそ、企業の中では無く様々なそれこそ老若男女を問わず、アイディアを貰い一緒に市場を創っていく、と言うコトが重要なのかも知れない。
実際、同様の乗り物として「セグウェイ」がある。
しかし、この「セグウェイ」そのものも、普及というまでには至っていない。
道路交通法などの問題も大きいとは思うのだが、「使い方」と言う点では「どう使って良いのか分からない」というトコロで、とどまっている様な気がしている。
とすれば、ホンダのこの様なアプローチは、「それってアリですか?!」と言う気がしない訳では無い。
ただ、「ユーザーと一緒に市場を創っていく」と言う視点で考えれば、それもまた一つの方法だと思う。
拙ブログに来られる方は、このホンダ「UNIーCUB」をどんな風に使うだろう。
ありきたりな使い方では無く、子どもの様な夢のある使い方を考えてみるのも、一興なのでは?