今月末から6月中ほどまでカナダ・バンクーバーへロングステイの下見に行く。それまでのブログのつなぎとして、昨年の7月、マレーシアのペナン島への5日間のロングステイ下見ツアーに行ったので、これについて,4回に小出しして書いてみたい。
マレーシアMalasia :首都はクアラルンプール Kuala Lumpur、人口は2,327万人、通貨はマレーシアドルだが、一般的にはリンギット(RM)と呼ぶ。1RM=30.85円(06年5月)
マレーシアのロングステイ地としては、マレー半島の西側にあり、タイ国境から100kmほどのところにあるペナン島 Pulau Penang 、 マレー半島中央部の紅茶でも有名なキャメロン・ハイランド Cameron Highlandsと、 ボルネオ島の北部のコタ・キナバル Kota Kinabaluが良く知られている。
ペナン島は古くから「東洋の真珠」と言われ東南アジア屈指のリゾート地として栄えてきた。南北24km、東西15km、人口約50万人の小さな島である。空港は島の南部にある。マレー半島の町バターワースとは全長13.5kmのペナン・ブリッジで結ばれている。北東部にあるマレーシア第2の都市ジョージタウンJeorgetownには島の半数の人が住み、約80%が華人。北海岸には、東にタンジュン・ブンガ Tanjung Bungah、西にバツー・フェリンギBatu Feringhiのリゾートエリアがある。
2005年7月8日(金)から12日(火)まで5日間の旅行会社のツアーだったが、参加者は我々2名のみだった。ペナンに着いてから、現地の旅行会社の人に相談して、ロングステイの下見を兼ねるようにしてもらった。
7月8日(月)
10時半ごろ空港第2ビルに着き、すぐ旅行会社の並んだデスクで航空券を受け取り、JALのNデスクでチェックインする。荷物はPenangまで直通だが、人はKuala Lumpurで乗り継ぎ。もっとも荷物は機内持込可能な小さなスーツケースとバックパックのみ。
12:25発JL724。すぐ出た夕飯はなかなかのもので、やはりQuantusよりだいぶ良いというか、Quantusがひどいのだろう。個人スクリーンで映画3本を見て、寝ずにがんばる。Kuala Lumpur空港では、まずエアロ・トレインに乗り、コンタクト・ピアからメインターミナルに行かねばならないのに、到着のサテライトで乗り継ぎカウンタを探してウロウロ。たまたま通りがかったJALの客室乗務員に教えてもらい、無事、入国審査と税関を通過。MH1164便に乗り換え、50分ほど乗り、20時半頃にPenangに到着。
旅行社のマイケルさんの出迎の車でバツー・フェリンギBatu FernghiのLone Pine Hotelまで送ってもらい、チェックインした。マイケルさんは中国系だが、まあまあ不自由なく日本語が話せる。英語はくせがあって分かりにくい。本当はロングステイの下見ツアーで来たかったとの話をして、300RM(約9千円)追加で、中1日の自由時間をアパートメント、日本食料品店、病院などを巡るロングステイ下見ツアーに変更してもらった。
このホテルは、バツー・フェリンギで一番歴史があり、小さいながらプール、レストランもあり、こじんまりして落ち着いたホテルだ。目の前が海岸でパラセイリングや乗馬をやっている。
ホテルのレストランは食事終了だったので、外に出た。ホテル前のバツー・フェリンギ通りには両側300mほどに、Tシャツ、水着、2千円のRolexや、ぼけてコピーしたことがバレバレな表紙のCD,DVDを売る夜店が並ぶ。フードコートでワンタンや春巻きを食べたが、量が少なく、おいしくもなかった。しかたなく、数分はなれたコンビニ7-11に行く。外観は日本とまったく同じだが、ガラス棚の中にあるサンドイッチを取り上げたら蟻がいっぱいで、いやになって、パン、ジュースとケーキを買ってホテルで食べる。