カナダ
カナダは世界2位の国土を持ち、日本の22倍あるが、人口は3100万人。しかし、北の方は気候が厳しく、ほとんどの人は米国国境沿いに帯のように住んでいる。
バンクーバー
バンクーバーはカナダ第3の都市である。しかし、British Columbia州(BC州)の州都はVictoriaであり、バンクーバーからフェリーで渡ったバンクーバー島南端にある。
バンクーバー市、Richmond、Burnabyなどを含むバンクーバー都市圏をGreater Vancouverという。バンクーバー市の北に半島状になったところにダウンタウンがあり、その先がStanley公園になっている。
バンクーバーの人口は220万人。そのうち在留邦人は1.7万人で極少ない。イギリス系が半分で、中国系、韓国系が増えている。
バンクーバーが2010年冬季オリンピック開催地となったこともあり、ここ3年でビルが大幅に増えた。中国系投資家により地価が急騰した。一般の人は、平均収入は日本の70%程度だから、家は郊外で45分、1時間の車通勤は当たり前になった。
入出国
滞在期間が6ヶ月以内の観光・商用ならビザ不要。入国はカードも書くし、審査もあるが、出国はセキュリティチェックのみで、審査は通路に立っている係官がパスポートと搭乗券をさっと見るだけ。
カナダから米国への入国は、9.11以前はバンクーバーからシアトルへ大リーグの試合を見に行くときにも、米国国境でイチロー・パスポート(試合の券)を見せればOKだった。今は、両人差し指の指紋と顔写真(虹彩?)をとられる。
治安
欧米諸国に比べ治安は良く強盗は少ないが、観光客目当ての置き引きは多いので注意。
昼間のダウンタウンのメインな通りは安全だが、夜間のギャスタウンGastownと、チャイナタウンChinatownは危ない。メイン道路の間の小道はゴミ箱あさりがいるので入らないようにする。メイン通りでも、攻撃的ではないが、寄付を求めるホームレスが多い。
市内交通
Translink社がバス、SkyTrain(電車)とSeaBus(フェリー)を運営していて、料金は共通で、90分以内なら乗り換えもできる。
SkyTrainは、運転者なしのコンピュータ制御です。駅にはとくに改札口がないので、切符を持たなくてもホームまで入ることはできます。しかし、車内改札がときどきありますので、有効な券を持たないと罰金をとられます。
車
車は右側通行で、右側の中央よりが追越車線。
相乗り推進のためのHOV(High Occupancy Vehicle)レーンとは車一台に3人以上乗っていると走れる優先レーンである。車に2つのマネキンを積んでHOVを走っていたそうだが、インドネシアでは、二人の子供を雇って車に乗せ、同じようなレーンを走るらしい。子供は反対方向の車を見つけて戻ってくる。カルフォルニアではハイブリッド車もHOVを走行可能。
BC州では、車は赤でも右折は可能になっているので、歩道からはみ出して信号待ちしていると危険。ただし、交通ルールは州によって異なる。
車は右側通行なので、渡るときはまず左を見てから右を見る。
バス停に名前はない。横切る通りの名前を見ていて、近づいたらひもを引く。
物価、税金
おおざっぱに言って物価は日本とあまり変わらないと思う。
ガソリン価格は、10年前はリットル35セント、5年前は50セント。今120セントで日本とほぼ同じ、カナダの東部では80セント。BC州では2010年オリンピックもあり、道路整備のための税金として120セントの約半分が使われる。
低所得者は、歯以外は無料で医者にかかれる。結果として、所得税は高く、1000万円以上の所得があると税率55%なので、「Brain Drain」優秀な人は流出すると言われている。
日本でいう消費税の国税分は7%で、BC州の州税分も7%の合計14%である。
観光
スタンレーパークの土地はバンクーバー市がカナダ連邦政府から毎年1ドルで借りている。
金曜の夜でなく、木曜の夜に外出する人が多い。木曜は夜遅くまで開いている店も多い。
Fraser川には、昔は金で有名だった。今は4年に一度の大規模なさけのそじょうが有名である。2006年は大遡上のとき。秋にはツアーもある。
お土産
カナダ名産に木についたまま凍ったぶどうで作った甘いアイス・ワインがあるが、ハーフボトルで5千円くらい。
カナダは世界2位の国土を持ち、日本の22倍あるが、人口は3100万人。しかし、北の方は気候が厳しく、ほとんどの人は米国国境沿いに帯のように住んでいる。
バンクーバー
バンクーバーはカナダ第3の都市である。しかし、British Columbia州(BC州)の州都はVictoriaであり、バンクーバーからフェリーで渡ったバンクーバー島南端にある。
バンクーバー市、Richmond、Burnabyなどを含むバンクーバー都市圏をGreater Vancouverという。バンクーバー市の北に半島状になったところにダウンタウンがあり、その先がStanley公園になっている。
バンクーバーの人口は220万人。そのうち在留邦人は1.7万人で極少ない。イギリス系が半分で、中国系、韓国系が増えている。
バンクーバーが2010年冬季オリンピック開催地となったこともあり、ここ3年でビルが大幅に増えた。中国系投資家により地価が急騰した。一般の人は、平均収入は日本の70%程度だから、家は郊外で45分、1時間の車通勤は当たり前になった。
入出国
滞在期間が6ヶ月以内の観光・商用ならビザ不要。入国はカードも書くし、審査もあるが、出国はセキュリティチェックのみで、審査は通路に立っている係官がパスポートと搭乗券をさっと見るだけ。
カナダから米国への入国は、9.11以前はバンクーバーからシアトルへ大リーグの試合を見に行くときにも、米国国境でイチロー・パスポート(試合の券)を見せればOKだった。今は、両人差し指の指紋と顔写真(虹彩?)をとられる。
治安
欧米諸国に比べ治安は良く強盗は少ないが、観光客目当ての置き引きは多いので注意。
昼間のダウンタウンのメインな通りは安全だが、夜間のギャスタウンGastownと、チャイナタウンChinatownは危ない。メイン道路の間の小道はゴミ箱あさりがいるので入らないようにする。メイン通りでも、攻撃的ではないが、寄付を求めるホームレスが多い。
市内交通
Translink社がバス、SkyTrain(電車)とSeaBus(フェリー)を運営していて、料金は共通で、90分以内なら乗り換えもできる。
SkyTrainは、運転者なしのコンピュータ制御です。駅にはとくに改札口がないので、切符を持たなくてもホームまで入ることはできます。しかし、車内改札がときどきありますので、有効な券を持たないと罰金をとられます。
車
車は右側通行で、右側の中央よりが追越車線。
相乗り推進のためのHOV(High Occupancy Vehicle)レーンとは車一台に3人以上乗っていると走れる優先レーンである。車に2つのマネキンを積んでHOVを走っていたそうだが、インドネシアでは、二人の子供を雇って車に乗せ、同じようなレーンを走るらしい。子供は反対方向の車を見つけて戻ってくる。カルフォルニアではハイブリッド車もHOVを走行可能。
BC州では、車は赤でも右折は可能になっているので、歩道からはみ出して信号待ちしていると危険。ただし、交通ルールは州によって異なる。
車は右側通行なので、渡るときはまず左を見てから右を見る。
バス停に名前はない。横切る通りの名前を見ていて、近づいたらひもを引く。
物価、税金
おおざっぱに言って物価は日本とあまり変わらないと思う。
ガソリン価格は、10年前はリットル35セント、5年前は50セント。今120セントで日本とほぼ同じ、カナダの東部では80セント。BC州では2010年オリンピックもあり、道路整備のための税金として120セントの約半分が使われる。
低所得者は、歯以外は無料で医者にかかれる。結果として、所得税は高く、1000万円以上の所得があると税率55%なので、「Brain Drain」優秀な人は流出すると言われている。
日本でいう消費税の国税分は7%で、BC州の州税分も7%の合計14%である。
観光
スタンレーパークの土地はバンクーバー市がカナダ連邦政府から毎年1ドルで借りている。
金曜の夜でなく、木曜の夜に外出する人が多い。木曜は夜遅くまで開いている店も多い。
Fraser川には、昔は金で有名だった。今は4年に一度の大規模なさけのそじょうが有名である。2006年は大遡上のとき。秋にはツアーもある。
お土産
カナダ名産に木についたまま凍ったぶどうで作った甘いアイス・ワインがあるが、ハーフボトルで5千円くらい。