きょう5日の宮古島も朝から豪雨。大雨・雷警報が発令されているのだからどうしようもない。上等じゃねぇか!! 雨が降ろうがヤリが降ろうが、こちとら海の中だ! 雨なんか関係ねぇやい!!
6月12日の金曜サロンで、私の「夜のナカクラヒロミ」発言に対し、中倉宏美女流二段が「はあ、あやしいですね」と語ったというKK氏の証言を先日紹介したが、再びKK氏から、「私は、これは『怪しい』という意味に取った」というコメントを頂戴した。
なるほど、これは尤もな意見である。2日前も書いたとおり、「妖しい」なら中倉女流二段が自らの置かれた状況を端的に表現しているのに対し、「怪しい」なら、「そんなことを言ってる一公さんはかなり怪しいですヨ」という意味になるからだ。
同じことを言っていても、聞き手の取り方次第で意味が変わるのはよくある話だ。
以前私がある方に聞いた話を某掲示板に書いたことがあるが、再びここで引用してみる。
旅館で宿泊客が、縁側で手をポンポンと叩く。すると仲居さんは「何かご用でしょうか」ととんでくる。池の鯉は、エサがもらえるかもしれないと寄ってくる。電線に停まっているスズメは、ビックリして飛んでいく。三者?とも同じ音を聞いているのに、それぞれ反応が違うわけだ。
占い師が、お客に「あなたの○○さんは、死んでいませんね」と言う。お客さんの○○さんがすでにお亡くなりになっていれば、「この世にいない」と取るだろうし、健在ならば、「まだ死んでいない」と取る。
サイコロの目を考える。こちらから見て①だったら、向こう側から見れば⑥。天と地との差がある。
将棋にしてもそうだ。同じ局面を見ているのに、ある人は先手番を持ちたいと言い、ある人は後手番を持ちたいと言う。1手だけをとってみても、それを好手だと言う人もいれば、疑問手だと言う人もいる。対局しているふたりが、どちらも「いいと思った」「苦しいと思った」と、同じ見解になるのもよくある話だ。
さらに言えば、女流棋士会から日本女子プロ将棋協会が独立したのも、似たケースだったのではあるまいか。女流棋士全員は、独立準備委員会から、たぶん同じ言葉を聞いていたのだ。しかしそれぞれが独自に意味を捉えて、結果的に分裂してしまった。
意見の統率が取れなかったのは残念の極みだったが、物は考えようである。
団体がふたつに分かれたことで、お互いが切磋琢磨し、棋力の向上や新規ファンの開拓が図られたことを思えば、結果オーライだったとは云えまいか。
話を戻すが、中倉女流二段の「はあ、あやしいですね」は、確かに私が自分に都合のいいように解釈してしまった感がある。事実2日前のKK氏のコメントでは、「怪しい」とハッキリ表記してあったのだから。ゆえに当時の中倉発言は、やはり
「はあ、怪しいですね」
が正着と思う。
まったく中倉女流二段には、今回の件でだいぶ不快な思いをさせてしまった。女流棋士の皆さまは、私にとってあくまでも「先生」である。つい調子に乗りすぎたことを反省している。中倉女流二段には、この場で深くお詫びをいたします。
6月12日の金曜サロンで、私の「夜のナカクラヒロミ」発言に対し、中倉宏美女流二段が「はあ、あやしいですね」と語ったというKK氏の証言を先日紹介したが、再びKK氏から、「私は、これは『怪しい』という意味に取った」というコメントを頂戴した。
なるほど、これは尤もな意見である。2日前も書いたとおり、「妖しい」なら中倉女流二段が自らの置かれた状況を端的に表現しているのに対し、「怪しい」なら、「そんなことを言ってる一公さんはかなり怪しいですヨ」という意味になるからだ。
同じことを言っていても、聞き手の取り方次第で意味が変わるのはよくある話だ。
以前私がある方に聞いた話を某掲示板に書いたことがあるが、再びここで引用してみる。
旅館で宿泊客が、縁側で手をポンポンと叩く。すると仲居さんは「何かご用でしょうか」ととんでくる。池の鯉は、エサがもらえるかもしれないと寄ってくる。電線に停まっているスズメは、ビックリして飛んでいく。三者?とも同じ音を聞いているのに、それぞれ反応が違うわけだ。
占い師が、お客に「あなたの○○さんは、死んでいませんね」と言う。お客さんの○○さんがすでにお亡くなりになっていれば、「この世にいない」と取るだろうし、健在ならば、「まだ死んでいない」と取る。
サイコロの目を考える。こちらから見て①だったら、向こう側から見れば⑥。天と地との差がある。
将棋にしてもそうだ。同じ局面を見ているのに、ある人は先手番を持ちたいと言い、ある人は後手番を持ちたいと言う。1手だけをとってみても、それを好手だと言う人もいれば、疑問手だと言う人もいる。対局しているふたりが、どちらも「いいと思った」「苦しいと思った」と、同じ見解になるのもよくある話だ。
さらに言えば、女流棋士会から日本女子プロ将棋協会が独立したのも、似たケースだったのではあるまいか。女流棋士全員は、独立準備委員会から、たぶん同じ言葉を聞いていたのだ。しかしそれぞれが独自に意味を捉えて、結果的に分裂してしまった。
意見の統率が取れなかったのは残念の極みだったが、物は考えようである。
団体がふたつに分かれたことで、お互いが切磋琢磨し、棋力の向上や新規ファンの開拓が図られたことを思えば、結果オーライだったとは云えまいか。
話を戻すが、中倉女流二段の「はあ、あやしいですね」は、確かに私が自分に都合のいいように解釈してしまった感がある。事実2日前のKK氏のコメントでは、「怪しい」とハッキリ表記してあったのだから。ゆえに当時の中倉発言は、やはり
「はあ、怪しいですね」
が正着と思う。
まったく中倉女流二段には、今回の件でだいぶ不快な思いをさせてしまった。女流棋士の皆さまは、私にとってあくまでも「先生」である。つい調子に乗りすぎたことを反省している。中倉女流二段には、この場で深くお詫びをいたします。