一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

安西勝一先生、誕生日おめでとうございます。

2009-07-02 18:10:01 | 男性棋士
きょう7月2日は、安西勝一先生の誕生日。おめでとうございます。
安西先生は、LPSA金曜サロンのアフター(ファミレスでの食事会)に、2度ほど同席いただいたことがある。
安西先生はとても無口な方で、いつも穏やかな笑みを浮かべ、温厚そのもの。私の贅肉を差し上げたいくらいにとてもスリムで、傍目には、とても勝負師には見えない。
あれはファミレスで、私たちがふたつのテーブルに分かれた日のことだった。私の向かいには安西先生がいらした。
肉系の食事をオーダーした安西先生のもとへ、それが運ばれてきた。しかし安西先生は手をつけようとしない。安西先生が少食だとは聞いていたが、ホントにその通りなんだ、と妙に納得していると、ようやく私たちのほうにも頼んだ食事が運ばれてきた。当然私たちは食事を始める。
と、安西先生も箸を取って、食事を始めたのだ。
安西先生は、私たちに食事が運ばれてくるまで、箸をつけずに待っていてくださったのだ。
これはなかなかできない配慮である。もし私が逆の立場だったら、「お先にィ」と、さっさと食事にかかっていただろう。
安西先生のこんな優しさが、将棋の成績にも反映してしまっているのかもしれない。しかし私は、そんな安西先生だから、応援するのだ。
コメント (2)
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第1回・このブログへの、プロ棋士の登場回数(4月~6月)

2009-07-02 00:35:55 | ランキング
このブログを開設してから早3ヶ月。この間のエントリは76回にのぼる。
開設した当初は、週に2回ぐらいの割合でチョロッと雑感でも書いて、気楽にやっていこう、というくらいの気持ちだった。
ところが始めてみると、LPSA金曜サロンや女流棋士スーパーサロンでの指導対局をはじめ、日頃から頭にあった事柄がいくつも出てきて、ずるずると駄文を垂れ流し続けてしまった。
飽きっぽい私が将棋のみの題材で、よくここまで続けてこられたと思う。もちろんこれは、女流棋士の豊かなキャラクターによるところが大きい。
そこで今回は、このブログにいままで何回プロ棋士が登場したのか、数えてみた。
アンタいい歳してほかにやることがないのか、と呆れられそうだが、おっしゃるとおりで、反論する気はない。
カウントのルールは、
・1エントリに同じ棋士が何回出てきても1回とする。
・名字のみでも、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・ニックネームで出てきても、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・会話の中に出てきた棋士も1回と数える。
・同じタイトルで複数回のエントリがあったら、それぞれを個別に数える。
・コメント欄に出てきた棋士はカウントしない。
・アマチュア強豪、一般将棋ファンはカウントしない。
以上のルールで、4月1日から6月30日までを地道に数えた結果が、以下のごとくである。

26回 船戸陽子女流二段
19回 石橋幸緒女流王位
18回 中倉宏美女流二段
16回 藤田麻衣子女流1級
15回 松尾香織女流初段
13回 北尾まどか女流初段
12回 中井広恵女流六段、藤森奈津子女流三段
11回 植山悦行七段、島井咲緒里女流初段
8回 上田初美女流二段、山口恵梨子女流1級
7回 神田真由美女流二段、大庭美樹女流初段、中倉彰子女流初段、渡部愛ツアー女子プロ
6回 鹿野圭生女流初段
5回 大山康晴15世名人、真部一男九段、蛸島彰子女流五段、藤田綾女流初段
4回 清水市代女流名人・女流王将、熊倉紫野女流初段、中村桃子女流1級
3回 谷川浩司九段、佐藤康光九段、片上大輔六段、矢内理絵子女王、里見香奈倉敷藤花、本田小百合女流二段、岩根忍女流二段
2回 中原誠16世名人、米長邦雄永世棋聖、二上達也九段、窪田義行六段、山下カズ子女流五段、甲斐智美女流二段、伊藤明日香女流初段、室田伊緒女流初段
1回 升田幸三実力制第4代名人など、44名

いかがであろうか。26回登場の船戸陽子女流二段は、当然本命視されたところである。彼女はLPSA金曜サロン指導棋士の常連であり、1dayトーナメントへの出場回数も多い。金曜サロンのエントリでは、「昼は○○女流、夕方は船戸陽子女流二段の担当…」と書き、船戸女流二段の分は翌日回し、というケースもあったため、回数が増えたと思われる。
さらに「将棋ペンクラブ」関連の話でも何度か登場しており、堂々の1位であった。
次点の予想がちょっと迷った。船戸女流二段とセットで登場するイメージのある中倉宏美女流二段が2位につけるかと思いきや、僅差で石橋幸緒女流王位がすべりこんだ。
むろん石橋女流王位も1dayトーナメントや「将棋ペンクラブ」関連で何度か登場している。私の夢の中にまで出演するのだから、その存在感は圧倒的だ。加えて石橋女流王位のすごいところは、この3ヶ月間、金曜サロンで私との指導対局が1度もなかったことだ。このハンデを乗り越えて、19回登場はさすがといえる。
3位だったとはいえ、18回登場の中倉宏美女流二段も、予想されたところである。和風美人の代名詞として、ちょくちょく名前を出させていただいた。
しかしその白眉は、
「『夜のナカクラヒロミ』って、いい響きですよね」
「いやっ…あっ…そうですね」
という金曜夜の会話であろう。
しかし読者は嫉妬してはいけない。私は金曜サロンでは、女流棋士と私語を交わしたことはほとんどない。サロンは純粋な将棋鍛練の場であって、女流棋士とおしゃべりをすることが本義ではないからである。
以下、こまごまと書いているとキリがないので端折るが、16回の藤田麻衣子女流1級は、指導対局での宿命の対決が熱を帯びて、掲載回数が伸びたものであろう。
15回の松尾香織女流初段は、下蒲刈島探訪が利いたか。
その後も私が指導対局を受けた棋士の名前が続くが、特筆すべきは8回の山口恵梨子女流1級である。
私は彼女と1度も言葉を交わしたことがない。もちろん彼女は私を知らないし、目を合わせたことすらない。それなのにこの数字は異常である。いかに私が山口女流1級に期待しているかの証であろう。しかし我ながら、こんなに粘着しているとは思わなかった。これからはちょっと冷静にいかなければならない。
ずっと下って、1回は、男性故人棋士を含め、44名が連ねている。しかしこの中に、先の名人戦七番勝負で激闘を展開していた、羽生善治名人・棋聖・王座・王将と、郷田真隆九段の名前はない。
女流棋士の話題ばかり書いて、両雄についてなんの記述もないのが、いかにもこのブログらしい。しかしこれからは、男性タイトル戦の動向なども書いていくことになるのだろうか。そしたらつまんねぇブログになるだろうなあ。
ともあれ、ここに登場してくださったプロ棋士ならびにアマチュア愛棋家の皆さま方に、厚く御礼を申し上げます。
コメント (5)
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