一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第3期マイナビ女子オープン、一斉予選の見どころ

2009-07-24 00:22:41 | 女流棋戦
明日25日(土)は、東京・地下鉄東西線竹橋駅に直結したパレスサイドビルにて、第3期マイナビ女子オープン(毎日コミュニケーションズ主催)の一斉予選対局が行われる。
私は以前パソコン関係の広告代理店に勤めていたことがあり、「PC fan」や「Mac Fan」を発行している毎日コミュニケーションズには、よくお邪魔したものだった。
毎コミの広告部に行くと、時折「週刊将棋」の最新号が積まれており、何度くすねようとしたことか。しかし、盗んだ将棋専門紙で勉強しても将棋は強くならないと考え、けっきょく売店で購入していた。
さて今回は私なりのマイナビ予選の見どころ、というか1回戦の注目局をピックアップしてみた。
まず①枠。石橋幸緒女流王位(LPSA)VS里見香奈倉敷藤花は、注目の一戦。大げさでなく、これが事実上の「挑戦者決定戦」と謳っても全然おかしくない。
③枠は、このブログの読者ならよくご存知の、山口恵梨子女流1級の戦いぶりに注目したい。男性棋士に3連勝した石橋女流王位を破ったこともある、山口女流1級の「異能攻め」は必見である。対するは遅れてきたルーキー、渡辺弥生女流2級。渡辺女流2級も、日々の研究を怠らず、しっかりした将棋を指す。熱戦になるだろう。
④枠の熊倉紫野女流初段VS中村桃子女流1級は、人気の若手美女対決。もし私が現地に行ったら、このカードのスポンサーになる。
⑤枠の関根紀代子女流五段VS森安多恵子女流三段は、オールドファンには涙が出るようなカード。両者合わせて…歳は、女流最高齢ではあるまいか。このおふたりの対局を生で拝見できるとは、公開対局さまさまである。
⑥枠の山田久美女流三段VS高群佐知子女流三段も、ひと(ふた)昔前の将棋ファンには垂涎の一戦。むかし私が片想いをしていた女性が、まあバッサリと振られたのだが、高群女流三段によく似ていたことを、私は告白する。
かなりとんで⑫枠、夜のナカクラヒロミVS朝のウエダハツミは、艶やかな一戦。「どちらにも勝たせたい」などという常套句は使いたくないが、お二方には指導対局でお世話になっているだけに、それが偽りのない本心である。
④枠・笠井友貴アマ、⑧枠・小野ゆかりアマ、⑫枠・成田弥穂アマは、それぞれ中倉彰子女流初段(LPSA)、蛸島彰子女流五段(LPSA)、野田澤彩乃女流1級と対戦。
先日の予選抽選会で、私は野田澤女流1級の色紙をいただいた。直筆色紙が家にあれば、やはりその棋士を応援したくなるものだ。もし現地に行ったら、野田澤女流1級VS成田アマのスポンサーになりたいところである。
とにかく今回出場のアマチュアは、「アマ」を名乗っている女流プロ級の実力者。3人がそろって1回戦を突破しても、なんの不思議もないし、全く驚かない。
…と、いままでの微妙な書き方でご推察のとおり、いまのところ私は、25日にパレスサイドビルへ行く気はない。「週刊将棋」のA記者には、「一斉予選には必ず行きます!」と言ったが、それをカンタンに翻す。このいい加減さが、私の本性である。
勝手なことを書いてしまったが、出場の48選手には、悔いのない将棋を指してもらいたい。
コメント (3)
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