7月2日のLPSA金曜サロン、1部(午後2時~6時)は藤森奈津子女流四段、2部(午後4時30分~8時30分)は船戸陽子女流二段の担当だった。
前週は船戸女流二段の緊急登板に伴い、W氏からサロン呼び出しの電話があった。今週も船戸女流二段の担当で、また電話が来ないとも限らない。
私は事前に残業をこなしていたので、きのう2日は、3時20分に家を出ることができた。
サロンがある3階に着くと、ドアが全開されている。と、櫛田陽一手合い係が目に入ったが、その頭は坊主だ。思わず「櫛田先生、ずいぶんサッパリして…」と言ったら、櫛田手合い係は「まあまあ…」というような言葉を返してくれた。
「そうだ大沢さん、前回の金曜リーグは優勝だそうで、おめでとうございます。直筆扇子が賞品ですが、どなたのになさいますか」
「ああ…松尾先生をお願いします」
松尾女流初段には今年まだ一局も勝てていないので、指名するのもおこがましいが、松尾女流初段は心の姉弟子であって、このあたりで扇子を戴いておくのがスジである。と、櫛田手合い係が、
「ヤマグチさんでなくていいんですか?」
と言う。
「ええ!? いやいやいや…」
櫛田手合い係、私が山口恵梨子女流初段のファンだということを、どこで耳にしたのだろう。どうも私の知らないところで、私の秘密がバラされているようだ。ちょっとヤバイ。
藤森女流四段はいつものさわやかな笑顔で指導対局を行っている。その背後にあるショーケースの上には、前日のブログで紹介した藤森女流四段の「免許状」が飾られている。
ところで藤森女流四段、この日はちょっとしたことがあって、実はゴキゲンナナメだった。私は前日のブログで藤森女流四段のことを「心の義理の母」なんて書いたものだから、また逆鱗に触れたのかとおろおろしたのだが、そうでないことが分かり、ホッと胸をなで下ろしたものだった。
4時30分少し前、船戸女流二段がいらっしゃる。私は藤森女流四段と指導対局中だったが、目の端に船戸女流二段が入る。きょうはピンクだ。前週のブルーづくめも凄味があってよかったが、きょうもそれに劣らず、華やかだ。
船戸女流二段との指導対局開始。あらためてそのいでたちを鑑賞すると、ピンクの花柄のミニのワンピースの上に、ピンクのカーディガン(別の名称があるはず)を羽織っている。パンプスもピンク、マニキュアもピンクだ。まさに全身ピンクづくめで、ピンク好きの私には堪らないコーディネートである。まったく、何という美しさだろう。船戸女流二段本人だったか会員だったか、「今日は大沢さんのためにピンクを着てきたんだよ」との言葉を聞いたが、これはまあ、冗談であろう。
もっともピンクは船戸女流二段も好きな色で、LPSAファンクラブ「Minerva」メールマガジン・5月配信号では、「好きな色は?」の設問に、「ピンク」と答えている。余談だがこの号ではもうひとつ「睡眠時のスタイルは?」という設問があって、これに船戸女流二段は「冬はパジャマ。夏は、、、、」と回答し、鹿野圭生編集長に「どんだけ思わせぶりやねん。ドキドキ」と突っ込まれている。何といっても「夏は、、、、」の「、、、、」がよい。妙に興奮する。イケナイ妄想をしてしまう。
女流棋士、アイドル、女優など、好きな女性のタイプが私とまったく同じW氏が、船戸女流二段を絶賛するのが、なんだかおもしろくなかった。
ともあれ前週のブルー、今回のピンクと、船戸女流二段のミニワンピース攻撃は強烈で、先月20日の「1dayトーナメント」で島井咲緒里女流初段のいでたちにクラクラし、「瞬間最大風速で船戸女流二段のファンランキング1位を抜いた」ことを、私は恥じた。
石橋幸緒代表理事、大庭美夏理事の姿が見える。理事職は忙しい。所属女流棋士も彼女らをサポートしなければならないが、17日にはマイナビ女子オープン一斉予選対局もある。その日まで現役女流棋士は、対戦相手の研究に没頭するべきであろう。
この日も金曜サロン会員が少なく、その余波で私はまたも、櫛田手合い係に将棋を教えていただく幸運に恵まれた。ありがたいことであった。
前週は船戸女流二段の緊急登板に伴い、W氏からサロン呼び出しの電話があった。今週も船戸女流二段の担当で、また電話が来ないとも限らない。
私は事前に残業をこなしていたので、きのう2日は、3時20分に家を出ることができた。
サロンがある3階に着くと、ドアが全開されている。と、櫛田陽一手合い係が目に入ったが、その頭は坊主だ。思わず「櫛田先生、ずいぶんサッパリして…」と言ったら、櫛田手合い係は「まあまあ…」というような言葉を返してくれた。
「そうだ大沢さん、前回の金曜リーグは優勝だそうで、おめでとうございます。直筆扇子が賞品ですが、どなたのになさいますか」
「ああ…松尾先生をお願いします」
松尾女流初段には今年まだ一局も勝てていないので、指名するのもおこがましいが、松尾女流初段は心の姉弟子であって、このあたりで扇子を戴いておくのがスジである。と、櫛田手合い係が、
「ヤマグチさんでなくていいんですか?」
と言う。
「ええ!? いやいやいや…」
櫛田手合い係、私が山口恵梨子女流初段のファンだということを、どこで耳にしたのだろう。どうも私の知らないところで、私の秘密がバラされているようだ。ちょっとヤバイ。
藤森女流四段はいつものさわやかな笑顔で指導対局を行っている。その背後にあるショーケースの上には、前日のブログで紹介した藤森女流四段の「免許状」が飾られている。
ところで藤森女流四段、この日はちょっとしたことがあって、実はゴキゲンナナメだった。私は前日のブログで藤森女流四段のことを「心の義理の母」なんて書いたものだから、また逆鱗に触れたのかとおろおろしたのだが、そうでないことが分かり、ホッと胸をなで下ろしたものだった。
4時30分少し前、船戸女流二段がいらっしゃる。私は藤森女流四段と指導対局中だったが、目の端に船戸女流二段が入る。きょうはピンクだ。前週のブルーづくめも凄味があってよかったが、きょうもそれに劣らず、華やかだ。
船戸女流二段との指導対局開始。あらためてそのいでたちを鑑賞すると、ピンクの花柄のミニのワンピースの上に、ピンクのカーディガン(別の名称があるはず)を羽織っている。パンプスもピンク、マニキュアもピンクだ。まさに全身ピンクづくめで、ピンク好きの私には堪らないコーディネートである。まったく、何という美しさだろう。船戸女流二段本人だったか会員だったか、「今日は大沢さんのためにピンクを着てきたんだよ」との言葉を聞いたが、これはまあ、冗談であろう。
もっともピンクは船戸女流二段も好きな色で、LPSAファンクラブ「Minerva」メールマガジン・5月配信号では、「好きな色は?」の設問に、「ピンク」と答えている。余談だがこの号ではもうひとつ「睡眠時のスタイルは?」という設問があって、これに船戸女流二段は「冬はパジャマ。夏は、、、、」と回答し、鹿野圭生編集長に「どんだけ思わせぶりやねん。ドキドキ」と突っ込まれている。何といっても「夏は、、、、」の「、、、、」がよい。妙に興奮する。イケナイ妄想をしてしまう。
女流棋士、アイドル、女優など、好きな女性のタイプが私とまったく同じW氏が、船戸女流二段を絶賛するのが、なんだかおもしろくなかった。
ともあれ前週のブルー、今回のピンクと、船戸女流二段のミニワンピース攻撃は強烈で、先月20日の「1dayトーナメント」で島井咲緒里女流初段のいでたちにクラクラし、「瞬間最大風速で船戸女流二段のファンランキング1位を抜いた」ことを、私は恥じた。
石橋幸緒代表理事、大庭美夏理事の姿が見える。理事職は忙しい。所属女流棋士も彼女らをサポートしなければならないが、17日にはマイナビ女子オープン一斉予選対局もある。その日まで現役女流棋士は、対戦相手の研究に没頭するべきであろう。
この日も金曜サロン会員が少なく、その余波で私はまたも、櫛田手合い係に将棋を教えていただく幸運に恵まれた。ありがたいことであった。