一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

3ショット写真

2010-07-13 01:14:10 | 将棋雑記
今年6歳になる姪は、世間では珍しい名前だと思うのだが、きのう12日、TBS系「ハンチョウ~神南署安積班」を観ていたら、同じ役名の少女が出ていたので、ビックリした。最近は一目で読めないような、奇抜な名前のコが多い。姪の名前も、これからは一般的になるかもしれない。

女流棋界のいちばん熱い日、マイナビ女子オープンの一斉予選対局が、今年も17日(土)に東京・竹橋で行われる。
第1期の本戦準決勝から始まった懸賞金スポンサー制度は今期も採用され、さまざまな特典が用意されている。予選の懸賞金が例年と同じ1万円なら、私も数本を懸ける予定でいるが、新たな特典に「両対局者との3ショット写真を撮ってもらえる権」が付加され、これはちょっと興味をそそられた。どうも、手持ちのカメラを渡せば、毎コミスタッフ氏が、撮影サービスをしてくれるらしい。
私は昨年3月に指された第2期マイナビ女子オープン・挑戦者決定戦の懸賞金スポンサーになり、挑戦権を獲得した岩根忍女流二段と、もうお一方のスポンサー氏とともに、写真に収まる幸運に恵まれた。
後日毎コミの担当氏から、その写真データが送られてきたが、実はその画像、いまだに開いていない。
なぜならそこには自分が写っているからだ。私は自分の容姿が嫌いなのである。二重アゴを目立たせてニコニコ写っている自分が、どうにも許せないのだ。
したがってその翌週に発行された「週刊将棋」にも、そのときの写真が載ったかもしれないが、私は確認していない。
また私自身も、女流棋士のみを写真に撮る度胸はなく、せいぜい大阪や栃木のLPSA・1dayトーナメントで、「あくまで旅行の一環として」数枚撮ったにすぎない。
話を現在に戻すが、今期私が懸賞金スポンサーを決めているうちのひとつは、本田小百合女流二段と島井咲緒里女流初段の、アイドル対決である。これは先月行われた1dayトーナメント後の懇親会で、島井女流初段に告げたので、私が当日バックレない限り、懸ける。だから堂々と3ショット写真を撮(られ)る権利はあるのだが、前述のように、どうも私が入るのがよろしくない。絵にならないのだ。
「写真撮影機器」の問題もある。私は携帯電話もコンパクトデジカメも持っていないので、一眼レフカメラを持っていくことになるが、これは少し大げさすぎないか。たった1枚(数枚)の写真のために、数百グラムの機材を一日中携行していられない。当日は身軽でいたい。
しかし本田女流二段、島井女流初段に挟まれて写真に収まるチャンスも、これが最初で最後であろう。いや今後もあるかもしれないが、確率的に、数年後だろう。当然3人とも今よりフケるわけで、そのとき撮るのだったら、今回撮ったほうがはるかによい。
しかし問題はまだある。女流棋士おふたりの気持ちだ。
ファンと写真に収まるのも、(女流)棋士として立派な仕事である。しかし本音はどうなのだろう。何度か指導対局をいただいている島井女流初段には我慢いただくとして、見ず知らずの私と写る本田女流二段は、どんな気持ちだろう。あまりいい気分はしないのではないか。
また撮影中に、ほかの観客に「オレが懸賞金スポンサーなんだぞ」と自慢しているふうにも見えたらイヤミだし、自分の姿をさらして、見世物になる懸念もある。
…などといろいろ考えると、3ショット写真なんて面倒くさいと、やっぱりカメラを持参するのを躊躇してしまう。
キリがないので、未来予測をする。17日は恐らく、私はカメラを持参しない。しかし当日、本田女流二段と島井女流初段のかわいらしさにクラクラきて、何はともあれカメラを持ってくるんだったと、後悔するような気がする。
コメント (5)
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