昨日のブログをアップしたあと考えたのだが、清水市代女流六段と早水千紗女流二段の大ファンである某氏に、彼の名字を当てはめてみたら、ちょっと言いにくかった。
同様に、中倉彰子女流初段のファンであるW氏に、その名字を当てはめてみたら、どこかで聞いた名前になった。ゴッドねーちゃんだった。
いまや恒例となった、「このブログに登場した(女流)棋士の回数・2010年10月~12月編」をお知らせする。今回も夜中に自分のブログを見直してシコシコ集計したのだが、いいオトナが何をやってるんだと、激しい自己嫌悪に陥った。
ここで冷静に考えてしまうとやってられなくなるので、先に進む。まず、集計に関してのルールを記す。
・古今東西のプロ棋士、女流棋士、元女流棋士、ツアー女子プロをカウントする。
・1エントリに同じプロ棋士(女流棋士、元女流棋士、ツアー女子プロ)が何回出てきても、1回とする。
・名字、名前のみの登場でも、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・ニックネームで出てきても、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・会話の中に出てきた棋士も1回と数える。
・同じタイトル(前編、後編など)で複数のエントリがあったら、それぞれを個別に数える。
・コメント欄に登場した棋士はカウントしない。
・戦法名(石田流、中座飛車など)に入っている棋士名はカウントしない。
・今回は、著書にその棋士の名前が入っていたら、カウントする(「羽生の頭脳」「米長の将棋」など)。
以上のルールで、2010年10月1日から12月31日まで、10月5日を除く94エントリを精読し、数えた。
ちなみに第6回までは、船戸陽子女流二段が6回中5回に最多登場をしている。やはり「女流棋士ファンランキング」の1位を裏づける数字である。ついで多く登場しているのが、石橋幸緒女流四段、中倉宏美女流二段。石橋女流四段は1位1回、2位2回。中倉女流二段は2位が3回あった。
今回の集計前の予想では、多い順から、船戸女流二段、中井広恵女流六段、石橋女流四段だと考えていた。船戸女流二段は当然として、中井女流六段は秋の信濃合宿で回数を稼いだからである。
ところが今回は集計が終わると、とんでもない数字が飛び出して、あ然とした。
第1回~第6回のトップ10を再掲したあとに、すぐ第7回を掲載するので、ご覧ください。
第1回・2009年4月~6月
26回 船戸陽子女流二段
19回 石橋幸緒女流王位
18回 中倉宏美女流二段
16回 藤田麻衣子女流1級
15回 松尾香織女流初段
13回 北尾まどか女流初段
12回 中井広恵女流六段、藤森奈津子女流三段
11回 植山悦行七段、島井咲緒里女流初段
第2回・2009年7月~9月
36回 船戸陽子女流二段
25回 中倉宏美女流二段
22回 中井広恵女流六段
20回 藤田麻衣子女流1級
19回 石橋幸緒女流王位
17回 植山悦行七段
15回 中倉彰子女流初段
13回 山口恵梨子女流1級
11回 藤森奈津子女流三段
10回 上田初美女流二段、松尾香織女流初段
第3回・2009年10月~12月
36回 船戸陽子女流二段
35回 中倉宏美女流二段
33回 石橋幸緒女流四段
31回 中井広恵女流六段
28回 中倉彰子女流初段
22回 植山悦行七段
21回 松尾香織女流初段
19回 藤田麻衣子女流1級
14回 大庭美樹女流初段
13回 渡部愛ツアー女子プロ
第4回・2010年1月~3月
35回 石橋幸緒女流四段
34回 中井広恵女流六段
32回 船戸陽子女流二段、中倉宏美女流二段
29回 藤田麻衣子女流1級
24回 大庭美樹女流初段
21回 島井咲緒里女流初段
20回 松尾香織女流初段、中倉彰子女流初段
17回 渡部愛ツアー女子プロ
第5回・2010年4月~6月
36回 船戸陽子女流二段
31回 石橋幸緒女流四段
25回 松尾香織女流初段
24回 中井広恵女流六段
22回 中倉宏美女流二段
21回 藤森奈津子女流四段、島井咲緒里女流初段
20回 山口恵梨子女流初段
19回 植山悦行七段
13回 大庭美樹女流初段、渡部愛ツアー女子プロ
第6回・2010年7月~9月
38回 船戸陽子女流二段
31回 中倉宏美女流二段
27回 島井咲緒里女流初段
26回 中井広恵女流六段
21回 石橋幸緒女流四段
20回 松尾香織女流初段
17回 藤森奈津子女流四段
16回 大庭美樹女流初段、中倉彰子女流初段、室谷由紀女流1級
第7回・2010年10月~12月
48回 船戸陽子女流二段
33回 中倉宏美女流二段
32回 石橋幸緒女流四段
29回 中井広恵女流六段
25回 島井咲緒里女流初段
17回 松尾香織女流初段
15回 藤森奈津子女流四段、大庭美樹女流初段
13回 植山悦行七段
11回 中倉彰子女流初段
10回 大野八一雄七段
8回 里見香奈女流名人・女流王将・倉敷藤花、鹿野圭生女流初段、室谷由紀女流1級、渡部愛ツアー女子プロ
7回 清水市代女流六段、神田真由美女流二段、上田初美女流二段、藤田綾女流初段
6回 羽生善治名人・王座・棋聖、蛸島彰子女流五段、大庭美夏女流1級
5回 大山康晴十五世名人、谷川浩司九段、森内俊之九段、山下カズ子女流五段、岩根忍女流二段、鈴木環那女流初段、熊倉紫野女流初段、山口恵梨子女流初段、藤田麻衣子さん
4回 米長邦雄永世棋聖、三浦弘行八段、櫛田陽一六段、甲斐智美女王・女流王位、多田佳子女流四段、斎田晴子女流四段、矢内理絵子女流四段、早水千紗女流二段
3回 中原誠十六世名人、真部一男九段、阿久津主税七段、本田小百合女流二段、中村真梨花女流二段、中村桃子女流1級
2回 寺下紀子女流四段、山田久美女流三段、北尾まどか女流初段、安食総子女流初段、井道千尋女流初段、室田伊緒女流初段、伊奈川愛菓女流1級、坂東香菜子女流2級、林葉直子さん
1回 木村義雄十四世名人、渡辺明竜王、広瀬章人王位、久保利明棋王・王将、升田幸三実力制第四代名人、大野源一九段、木村義徳九段、佐藤康光九段、加藤一二三九段、石田和雄九段、田中魁秀九段、高橋道雄九段、島朗九段、郷田真隆九段、安恵照剛七段、土佐浩司七段、宮田利男七段、有森浩三七段、所司和晴七段、中田功七段、飯島栄治七段、窪田義行六段、片上大輔六段、阿部健治郎四段、長沢千和子女流四段、宇治正子女流三段、高群佐知子女流三段、竹部さゆり女流三段、山田朱未女流二段、貞升南女流1級、渡辺弥生女流2級
今回も第1位は、船戸女流二段だった。しかし「48回」とは、考えられない数字である。船戸女流二段は前回の38回が最多登場回数だったが、今回はそれを10回も上回った。94エントリだから、実に半数に登場している計算だ。
棋士は人気商売のところがあるし、とくに女流棋士はその度合いが強いから、これだけブログに名前が載るということは、当人も誇っていいと思う。
が、それにしたってこの数字は異常だ。私はもう、何かにつけて船戸女流二段の名前を出していたのだろう。
船戸女流二段はこんな粘着質の私にもふつうに接してくれ、本当に感謝している。しかし船戸女流二段の内心はどうなのだろう。これだけ回数が多いと、私の存在が薄気味悪くなるのではなかろうか。
どうもこのまま行くと、取り返しのないことになりそうである。今年はちょっと、自分自身に歯止めをかけなければならぬ。
2位は中倉女流二段の33回。今回は芝浦サロンであまりお手合わせいただかなかったので、意外に書いてたんだな、という印象である。もっとも中倉女流二段もファンランキングの上位なので、番狂わせというわけではない。
3位は1回差で、石橋女流四段。LPSAの代表理事として寝る暇もなく活動し、芝浦サロンにもよく顔を見せてくれた。今回も安定した数字であった。
4位は29回の中井女流六段。もう少し登場するかと思ったが、今回は芝浦サロンで一度も教わっておらず、そこが響いた。
5位は25回の島井女流初段。もっと少ないと予想していたが、しかし島井女流初段は、第4回から6回まで、毎回20回以上登場している。やはりファンランキングの上位に位置するだけある、といえるだろう。
第6位は、松尾女流初段。マッカラン勝負で登場回数を稼ぐと予想していたのだが、意外に伸びなかった。
かなりとんで、女流棋士会のトップは、8回タイで、里見女流三冠、室谷女流1級となった。女流棋士会のトップクラス(タイトル保持者)はあまりこのブログには登場しないのだが、里見女流三冠は、よくすべりこんだといえるだろう。室谷女流1級のトップタイは順当である。
第5回まで女流棋士会トップだった山口女流初段は、今回は5回の登場にとどまった。第5回が20回、前回が15回だったから、徐々に登場数が減っている。女流棋士会に絞ると、6位タイである。信じられない。やはり高校を卒業してしまったことが大きかったか。
今回は総勢85名に登場いただいた。皆さまに深く感謝いたします。
さて今年もこのブログが存在していれば、次回発表は4月予定である。いったいどんな数字になるのか、自分自身、楽しみにしている。
同様に、中倉彰子女流初段のファンであるW氏に、その名字を当てはめてみたら、どこかで聞いた名前になった。ゴッドねーちゃんだった。
いまや恒例となった、「このブログに登場した(女流)棋士の回数・2010年10月~12月編」をお知らせする。今回も夜中に自分のブログを見直してシコシコ集計したのだが、いいオトナが何をやってるんだと、激しい自己嫌悪に陥った。
ここで冷静に考えてしまうとやってられなくなるので、先に進む。まず、集計に関してのルールを記す。
・古今東西のプロ棋士、女流棋士、元女流棋士、ツアー女子プロをカウントする。
・1エントリに同じプロ棋士(女流棋士、元女流棋士、ツアー女子プロ)が何回出てきても、1回とする。
・名字、名前のみの登場でも、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・ニックネームで出てきても、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・会話の中に出てきた棋士も1回と数える。
・同じタイトル(前編、後編など)で複数のエントリがあったら、それぞれを個別に数える。
・コメント欄に登場した棋士はカウントしない。
・戦法名(石田流、中座飛車など)に入っている棋士名はカウントしない。
・今回は、著書にその棋士の名前が入っていたら、カウントする(「羽生の頭脳」「米長の将棋」など)。
以上のルールで、2010年10月1日から12月31日まで、10月5日を除く94エントリを精読し、数えた。
ちなみに第6回までは、船戸陽子女流二段が6回中5回に最多登場をしている。やはり「女流棋士ファンランキング」の1位を裏づける数字である。ついで多く登場しているのが、石橋幸緒女流四段、中倉宏美女流二段。石橋女流四段は1位1回、2位2回。中倉女流二段は2位が3回あった。
今回の集計前の予想では、多い順から、船戸女流二段、中井広恵女流六段、石橋女流四段だと考えていた。船戸女流二段は当然として、中井女流六段は秋の信濃合宿で回数を稼いだからである。
ところが今回は集計が終わると、とんでもない数字が飛び出して、あ然とした。
第1回~第6回のトップ10を再掲したあとに、すぐ第7回を掲載するので、ご覧ください。
第1回・2009年4月~6月
26回 船戸陽子女流二段
19回 石橋幸緒女流王位
18回 中倉宏美女流二段
16回 藤田麻衣子女流1級
15回 松尾香織女流初段
13回 北尾まどか女流初段
12回 中井広恵女流六段、藤森奈津子女流三段
11回 植山悦行七段、島井咲緒里女流初段
第2回・2009年7月~9月
36回 船戸陽子女流二段
25回 中倉宏美女流二段
22回 中井広恵女流六段
20回 藤田麻衣子女流1級
19回 石橋幸緒女流王位
17回 植山悦行七段
15回 中倉彰子女流初段
13回 山口恵梨子女流1級
11回 藤森奈津子女流三段
10回 上田初美女流二段、松尾香織女流初段
第3回・2009年10月~12月
36回 船戸陽子女流二段
35回 中倉宏美女流二段
33回 石橋幸緒女流四段
31回 中井広恵女流六段
28回 中倉彰子女流初段
22回 植山悦行七段
21回 松尾香織女流初段
19回 藤田麻衣子女流1級
14回 大庭美樹女流初段
13回 渡部愛ツアー女子プロ
第4回・2010年1月~3月
35回 石橋幸緒女流四段
34回 中井広恵女流六段
32回 船戸陽子女流二段、中倉宏美女流二段
29回 藤田麻衣子女流1級
24回 大庭美樹女流初段
21回 島井咲緒里女流初段
20回 松尾香織女流初段、中倉彰子女流初段
17回 渡部愛ツアー女子プロ
第5回・2010年4月~6月
36回 船戸陽子女流二段
31回 石橋幸緒女流四段
25回 松尾香織女流初段
24回 中井広恵女流六段
22回 中倉宏美女流二段
21回 藤森奈津子女流四段、島井咲緒里女流初段
20回 山口恵梨子女流初段
19回 植山悦行七段
13回 大庭美樹女流初段、渡部愛ツアー女子プロ
第6回・2010年7月~9月
38回 船戸陽子女流二段
31回 中倉宏美女流二段
27回 島井咲緒里女流初段
26回 中井広恵女流六段
21回 石橋幸緒女流四段
20回 松尾香織女流初段
17回 藤森奈津子女流四段
16回 大庭美樹女流初段、中倉彰子女流初段、室谷由紀女流1級
第7回・2010年10月~12月
48回 船戸陽子女流二段
33回 中倉宏美女流二段
32回 石橋幸緒女流四段
29回 中井広恵女流六段
25回 島井咲緒里女流初段
17回 松尾香織女流初段
15回 藤森奈津子女流四段、大庭美樹女流初段
13回 植山悦行七段
11回 中倉彰子女流初段
10回 大野八一雄七段
8回 里見香奈女流名人・女流王将・倉敷藤花、鹿野圭生女流初段、室谷由紀女流1級、渡部愛ツアー女子プロ
7回 清水市代女流六段、神田真由美女流二段、上田初美女流二段、藤田綾女流初段
6回 羽生善治名人・王座・棋聖、蛸島彰子女流五段、大庭美夏女流1級
5回 大山康晴十五世名人、谷川浩司九段、森内俊之九段、山下カズ子女流五段、岩根忍女流二段、鈴木環那女流初段、熊倉紫野女流初段、山口恵梨子女流初段、藤田麻衣子さん
4回 米長邦雄永世棋聖、三浦弘行八段、櫛田陽一六段、甲斐智美女王・女流王位、多田佳子女流四段、斎田晴子女流四段、矢内理絵子女流四段、早水千紗女流二段
3回 中原誠十六世名人、真部一男九段、阿久津主税七段、本田小百合女流二段、中村真梨花女流二段、中村桃子女流1級
2回 寺下紀子女流四段、山田久美女流三段、北尾まどか女流初段、安食総子女流初段、井道千尋女流初段、室田伊緒女流初段、伊奈川愛菓女流1級、坂東香菜子女流2級、林葉直子さん
1回 木村義雄十四世名人、渡辺明竜王、広瀬章人王位、久保利明棋王・王将、升田幸三実力制第四代名人、大野源一九段、木村義徳九段、佐藤康光九段、加藤一二三九段、石田和雄九段、田中魁秀九段、高橋道雄九段、島朗九段、郷田真隆九段、安恵照剛七段、土佐浩司七段、宮田利男七段、有森浩三七段、所司和晴七段、中田功七段、飯島栄治七段、窪田義行六段、片上大輔六段、阿部健治郎四段、長沢千和子女流四段、宇治正子女流三段、高群佐知子女流三段、竹部さゆり女流三段、山田朱未女流二段、貞升南女流1級、渡辺弥生女流2級
今回も第1位は、船戸女流二段だった。しかし「48回」とは、考えられない数字である。船戸女流二段は前回の38回が最多登場回数だったが、今回はそれを10回も上回った。94エントリだから、実に半数に登場している計算だ。
棋士は人気商売のところがあるし、とくに女流棋士はその度合いが強いから、これだけブログに名前が載るということは、当人も誇っていいと思う。
が、それにしたってこの数字は異常だ。私はもう、何かにつけて船戸女流二段の名前を出していたのだろう。
船戸女流二段はこんな粘着質の私にもふつうに接してくれ、本当に感謝している。しかし船戸女流二段の内心はどうなのだろう。これだけ回数が多いと、私の存在が薄気味悪くなるのではなかろうか。
どうもこのまま行くと、取り返しのないことになりそうである。今年はちょっと、自分自身に歯止めをかけなければならぬ。
2位は中倉女流二段の33回。今回は芝浦サロンであまりお手合わせいただかなかったので、意外に書いてたんだな、という印象である。もっとも中倉女流二段もファンランキングの上位なので、番狂わせというわけではない。
3位は1回差で、石橋女流四段。LPSAの代表理事として寝る暇もなく活動し、芝浦サロンにもよく顔を見せてくれた。今回も安定した数字であった。
4位は29回の中井女流六段。もう少し登場するかと思ったが、今回は芝浦サロンで一度も教わっておらず、そこが響いた。
5位は25回の島井女流初段。もっと少ないと予想していたが、しかし島井女流初段は、第4回から6回まで、毎回20回以上登場している。やはりファンランキングの上位に位置するだけある、といえるだろう。
第6位は、松尾女流初段。マッカラン勝負で登場回数を稼ぐと予想していたのだが、意外に伸びなかった。
かなりとんで、女流棋士会のトップは、8回タイで、里見女流三冠、室谷女流1級となった。女流棋士会のトップクラス(タイトル保持者)はあまりこのブログには登場しないのだが、里見女流三冠は、よくすべりこんだといえるだろう。室谷女流1級のトップタイは順当である。
第5回まで女流棋士会トップだった山口女流初段は、今回は5回の登場にとどまった。第5回が20回、前回が15回だったから、徐々に登場数が減っている。女流棋士会に絞ると、6位タイである。信じられない。やはり高校を卒業してしまったことが大きかったか。
今回は総勢85名に登場いただいた。皆さまに深く感謝いたします。
さて今年もこのブログが存在していれば、次回発表は4月予定である。いったいどんな数字になるのか、自分自身、楽しみにしている。