1月4日(火)は、LPSAの指し初め式にお邪魔してきた。昨年についで2度目の参加である。昨年も書いたことだが、指し初め式に参加できる一般将棋ファンは限られている。そんな中、今年も声をかけていただいたことはありがたく、LPSAファン冥利に尽きる。
式は午前11時から。芝浦サロンへは10時45分ごろ着いたと思うが、まだ招待客はほとんどおらず、拍子抜けした。
大庭美夏女流1級、大庭美樹女流初段と新年の挨拶をする。もっとも前日もお会いしているので、2日連続だ。石橋幸緒代表理事(天河)や蛸島彰子代表代行(女流五段)の姿もあった。石橋代表理事とも2日連続で、新年の挨拶を交わす。
部屋の奥で待っていると、続々と招待客が入室してきた。中倉彰子女流初段の姿が見える。乳白色のキモノで、中倉女流初段の魅力を一層惹きたてている。相変わらずピュアピュアである。
中倉宏美女流二段の姿も見えた。やはりキモノだが、今年はピンクの花柄だ。鬢(びん)のあたりから髪がピョーンと飛び出ていて、生け花を想起させる。昨年は純和風だったが、今年は洋の趣も取り入れたのだろうか。
船戸陽子女流二段の姿が見える。今年はチャイナドレスだ。これはちょっと意外だった。
というのも、昨年のクリスマスイブに、船戸女流二段がLPSA新春将棋大会への参戦を表明したときは、キモノを着て臨むと語っていたからだ。
ところが大会当日はカジュアルな服装だったので、キモノは指し初め式に振り替えると思った。もっとも私は、船戸女流二段のキモノ姿は中倉姉妹のそれと比べて、やや劣ると思う。洋装では映える船戸女流二段のナイスプロポーションが、和服ではマイナスになると考えるからだ。
そんな考えも、私は船戸女流二段に直接話していた。自分にウソはつきたくなかったからだが、和服好きだという彼女には、すっかりイヤな顔をされてしまった。
ともかく同様の理由で、和服よりもカラダの線が映えるチャイナドレスのほうが、船戸女流二段は似合うと信じていた。よって今回のチャイナドレスは嬉しかった。しかも今回は、目にも鮮やかな赤系である。…ええっ!?
えええええええええええーーーーーーっ!?!?!?!?!?
チャ、チャイナドレスのスリットが、こ、腰まで切れている!!
最初は錯覚かと思ったが、これは間違いようがない。足首から腰まで、それはそれは見事に切れあがっていた。こ…ここまで本格的なチャイナドレスだったのか!!
船戸女流二段のチャイナドレスといえば、真っ先に思い浮かぶのが2009年8月21日のLPSA金曜サロンである。このときの模様は同年9月13日のブログに詳しいが、船戸女流二段はその日ピンクのチャイナドレスを着用し、スリットの入りは浅かったものの、それでも私は悩殺されていた。
しかし今回は、当時の若干の不満を吹き飛ばすに十分な切れこみである。ファン思いの船戸女流二段、正月早々、本気を出したようだ。
しゃなりしゃなり歩くと、そのたびにスリットから長い脚がチラチラ覗き、つい目が行ってしまう。う~…まだ11時前だというのに、いまからこんなに興奮していては、体が持たない。
11時になり、すぐに指し初め式に入った。部屋の奥に、和風の対局場が設えられてある。まずは石橋代表理事と紳士氏の対局。皮切りの特典で、駒を並べるところからやる。一礼し、☗7六歩☖3四歩。
ここで3人目の紳士氏が指した☗7五歩が波紋の一手。4人目の女流棋士が☖3五歩と呼応し、これは序盤…否、正月早々、のっぴきならない局面になった。
盤側には、蛸島代表代行、藤森奈津子女流四段、松尾香織女流初段、中倉彰子女流初段・宏美女流二段姉妹ら、豪華な面々が並んでいる。
そこに船戸女流二段も加わった。立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。立つ姿も歩く姿も絵になるが、座った姿がこれまた何ともよい。
やがて船戸女流二段が指名される。対戦相手が注目されたが、今年は私ではなかった。前日は夢の対局を実現したし、これで指し初め式の相手まで望んだら欲のかきすぎだ。
それにこのほうが、船戸女流二段をジックリ鑑賞できるからよい。…ン? ええ? マジすか? 予想もしない展開に、私は狼狽した。
(つづく)
式は午前11時から。芝浦サロンへは10時45分ごろ着いたと思うが、まだ招待客はほとんどおらず、拍子抜けした。
大庭美夏女流1級、大庭美樹女流初段と新年の挨拶をする。もっとも前日もお会いしているので、2日連続だ。石橋幸緒代表理事(天河)や蛸島彰子代表代行(女流五段)の姿もあった。石橋代表理事とも2日連続で、新年の挨拶を交わす。
部屋の奥で待っていると、続々と招待客が入室してきた。中倉彰子女流初段の姿が見える。乳白色のキモノで、中倉女流初段の魅力を一層惹きたてている。相変わらずピュアピュアである。
中倉宏美女流二段の姿も見えた。やはりキモノだが、今年はピンクの花柄だ。鬢(びん)のあたりから髪がピョーンと飛び出ていて、生け花を想起させる。昨年は純和風だったが、今年は洋の趣も取り入れたのだろうか。
船戸陽子女流二段の姿が見える。今年はチャイナドレスだ。これはちょっと意外だった。
というのも、昨年のクリスマスイブに、船戸女流二段がLPSA新春将棋大会への参戦を表明したときは、キモノを着て臨むと語っていたからだ。
ところが大会当日はカジュアルな服装だったので、キモノは指し初め式に振り替えると思った。もっとも私は、船戸女流二段のキモノ姿は中倉姉妹のそれと比べて、やや劣ると思う。洋装では映える船戸女流二段のナイスプロポーションが、和服ではマイナスになると考えるからだ。
そんな考えも、私は船戸女流二段に直接話していた。自分にウソはつきたくなかったからだが、和服好きだという彼女には、すっかりイヤな顔をされてしまった。
ともかく同様の理由で、和服よりもカラダの線が映えるチャイナドレスのほうが、船戸女流二段は似合うと信じていた。よって今回のチャイナドレスは嬉しかった。しかも今回は、目にも鮮やかな赤系である。…ええっ!?
えええええええええええーーーーーーっ!?!?!?!?!?
チャ、チャイナドレスのスリットが、こ、腰まで切れている!!
最初は錯覚かと思ったが、これは間違いようがない。足首から腰まで、それはそれは見事に切れあがっていた。こ…ここまで本格的なチャイナドレスだったのか!!
船戸女流二段のチャイナドレスといえば、真っ先に思い浮かぶのが2009年8月21日のLPSA金曜サロンである。このときの模様は同年9月13日のブログに詳しいが、船戸女流二段はその日ピンクのチャイナドレスを着用し、スリットの入りは浅かったものの、それでも私は悩殺されていた。
しかし今回は、当時の若干の不満を吹き飛ばすに十分な切れこみである。ファン思いの船戸女流二段、正月早々、本気を出したようだ。
しゃなりしゃなり歩くと、そのたびにスリットから長い脚がチラチラ覗き、つい目が行ってしまう。う~…まだ11時前だというのに、いまからこんなに興奮していては、体が持たない。
11時になり、すぐに指し初め式に入った。部屋の奥に、和風の対局場が設えられてある。まずは石橋代表理事と紳士氏の対局。皮切りの特典で、駒を並べるところからやる。一礼し、☗7六歩☖3四歩。
ここで3人目の紳士氏が指した☗7五歩が波紋の一手。4人目の女流棋士が☖3五歩と呼応し、これは序盤…否、正月早々、のっぴきならない局面になった。
盤側には、蛸島代表代行、藤森奈津子女流四段、松尾香織女流初段、中倉彰子女流初段・宏美女流二段姉妹ら、豪華な面々が並んでいる。
そこに船戸女流二段も加わった。立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。立つ姿も歩く姿も絵になるが、座った姿がこれまた何ともよい。
やがて船戸女流二段が指名される。対戦相手が注目されたが、今年は私ではなかった。前日は夢の対局を実現したし、これで指し初め式の相手まで望んだら欲のかきすぎだ。
それにこのほうが、船戸女流二段をジックリ鑑賞できるからよい。…ン? ええ? マジすか? 予想もしない展開に、私は狼狽した。
(つづく)