一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

「将棋ペン倶楽部・通信36号」・自作に朱を入れる

2011-01-16 01:03:54 | 将棋ペンクラブ
昨年12月中旬に、「将棋ペン倶楽部・通信36号(2010年冬号)」が発行された。
今回も「運よく」拙稿が掲載されたのは喜ばしい。「運よく」と書いたのは、最近「将棋ペン倶楽部」に投稿が増え、今号は台割の関係上、〆切日を過ぎて投稿した拙稿が、掲載延期の可能性があったからだ。
私は毎日このブログを更新しているが、「将棋ペン倶楽部」では、ナカイヒロエのアンニュイな対局姿がよかったとか、フナトヨーコのスリットに悩殺されたとか、自分の名字に女流棋士の名前を当てはめるとかバカなことは書けないので、かなり書く内容が制限される。
しかも私は将棋関係者ではないから、そうそう将棋に関する題材があるわけでもなく、それらを吟味すると、掲載可能なネタはほとんど残らず、それがキーボードを叩く手を重くさせるのだ。それでいつも〆切日を過ぎてしまう。
それなら投稿なんてしなければいいじゃないか、という意見もあるが、実はそうなのであって、いつやめてもいいのである。ただ、全国に私の投稿を心待ちにしている人がひとりでもいるのなら、何か書かなければ、と妙な義務感みたいなものも生じるわけである。もっとも望むと望まないとに関わらず、ネタ切れになって、早晩「ペン倶楽部」への投稿を中断する日がくるだろう。
今回は編集部氏の温情で、どうにか掲載までこぎつけることができた。編集部諸氏にあらためて御礼を述べたい。
さて「通信36号」は大増48ページ。通信号は通常は32ページ以下だし、冬号は別名「名簿号」だから、今回は実質2倍以上の投稿があった計算になる。では投稿掲載者のタイトルを以下に記してみよう。

ことばが生きている………Ha氏(2p~4p)
我が将棋半世紀………S氏(5p~10p)
子供たちと夢を育てる………A氏(11p)
新王位誕生で想うこと………T氏(12p~14p)
ねんりんピック奮戦記………U氏(15p~16p)
愛棋家 坂口安吾~外伝之外伝~………Ho氏(17p~20p)
或る夏の思い出………N氏(20p)
将棋人生の始まり【第4回】東海の真剣師………Y氏(イラスト・バトルロイヤル風間氏)(21p~30p)
将棋の文庫本………私(31p~32p)

将棋ペンクラブ会員名簿………(33p~46p)

私は「将棋の文庫本」を1頁2/3書いた。「将棋ペン倶楽部」ではあまりくだけた内容は書けないので、ちょっとマジメな考察。しかし出来あがった印刷物を見ると、いつもながら嫌気がさす。自分の下手クソな文章にだ。
一応推敲や校正はしているのだが、必ずヘンな箇所が見つかる。ちょっとこれ、何を言ってるのか分かんねーゾ、というのが多々ある。どうして投稿前に気がつかないのだろう。
まあいい。そこで今日は、当ブログで加筆訂正をしてしまおう。将棋ペンクラブ会員でない方には、どこをどう直しているのか分からずもどかしいだろうが、こっちもそこまで配慮していられない。

31p3段目22行目~32p1段目1行目「…わけではなく、昔もまったくなかったわけではない。(改行)昭和40年代には…」→「…わけではなく、昭和40年代には…」
32p1段目3行目「しかしその後」→改行
同1段目6行目「その文庫本」→「そのマンガ文庫本」
同1段目8行目~9行目「eメールやインターネット機能」→「メールやネット機能」
同1段目19行目「時代の要請である。」→「ユーザーは、小さい文字を読むことに慣れてしまったのである。」
同2段目7行目~8行目「再版」→「再販」
同2段目16行目「ちなみに」→削除
同2段目22行目「再版」→「再販」

これぐらいだろうか。全体のリズムを考えたら、もっと直したいところはいっぱいあるが、それをやりだしたらキリがない。
…と、私はこんなことを書いてる場合ではないのである。次号春号の〆切が20日に迫っているのに、私はまた、1行も書いていない。これ、宿題が終わってないのに、つい別のことに手を出してしまう心理に似ている。
ウオーッ、気が狂いそうだ。
コメント (7)
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