14日のテレビは新番組がいくつかあった。TBSは午後9時45分から「マツコの知らない世界」。これは楽しみにしていたのだが、導入部分が思わせぶり連発で、じれったくなった。
林修先生が出たから本編が始まったと思いきや、しばらく経ってフリーズドライの開発者が出てきた。いったい何を見せたいんだか分からなくなって、私はチャンネルを代えた。
いつも思うのだが、TBSはバラエティの構成・演出が下手だ。とにかく思わせぶりのシーンが多く、観ているこちらはストレスが溜まる。いい題材を扱っているかもしれないのに、もったいない。
もうこの番組は見ない。
10時からはフジテレビの「素敵な選タクシー」。竹野内豊演じるタクシー運転手が、乗り合わせた乗客を過去の世界に戻す、というものだ。
同じタクシーを舞台にした漫画に、大石賢一原作、佐多みさき画の「ヘイ!タクシー」(プレイコミック)があり、最初はこれが原作かと思った。同じ佐多みさき作の「カクテル25時」に、竹野内豊そっくりのマスターが登場しており、キャラクターはここから拝借したのかと思った。
しかしそれは違って、本ドラマはバカリズムのオリジナル脚本のようだった。
第1話を興味深く観たが、なかなか面白いツクリだった。見終わったあとに細かい疑問も残ったが、見ている最中、楽しければそれでいい。
次回も楽しみにしている。
12日(日)、株式会社ドワンゴおよび日本将棋連盟から、来年3月~4月に行われる「将棋電王戦FINAL」に出場する5棋士が発表された。
その棋士は、阿久津主税八段、村山慈明七段、稲葉陽七段、永瀬拓矢六段、斎藤慎太郎五段。
……。この人選は、どうなんだろう。
ちなみに今年3月~4月の出場者は、屋敷伸之九段、森下卓九段、豊島将之七段、佐藤紳哉六段、菅井竜也五段の5棋士。
このメンツで棋士1勝4敗だったから、今回は棋士側がパワーアップすると期待したのだが、ちょっと肩透かしを食らった感じだ。今年はタイトル戦経験者が3人もいたのに、今回はひとりもいない…。
ちなみに昨年の出場者は、三浦弘行八段(当時)、塚田泰明九段、船江恒平五段、佐藤慎一四段、阿部光瑠四段で、ここでもタイトル経験者が2人いた。
こんなのいまさら…だが、コンピュータは日進月歩である。昨年の将棋ソフトは、今年の将棋ソフトに敵わない。それで出場棋士のレベルに変化がなければ、来年の結果は推して知るべしである。
むろん棋士の棋力差は薄い薄い紙一枚と承知しているが、もう少し大物を出さないと、世間が納得しない。タイトル保持者の出場が無理なら、佐藤康光九段とか丸山忠久九段など、ビッグネームの出場はなかったのだろうか。
棋士とコンピュータの対決は面白いから、来年も私は楽しむつもりだ。しかし将棋連盟の出場棋士が毎年この調子では(失礼)、団体戦がFINALになるのも仕方ないと思った。
林修先生が出たから本編が始まったと思いきや、しばらく経ってフリーズドライの開発者が出てきた。いったい何を見せたいんだか分からなくなって、私はチャンネルを代えた。
いつも思うのだが、TBSはバラエティの構成・演出が下手だ。とにかく思わせぶりのシーンが多く、観ているこちらはストレスが溜まる。いい題材を扱っているかもしれないのに、もったいない。
もうこの番組は見ない。
10時からはフジテレビの「素敵な選タクシー」。竹野内豊演じるタクシー運転手が、乗り合わせた乗客を過去の世界に戻す、というものだ。
同じタクシーを舞台にした漫画に、大石賢一原作、佐多みさき画の「ヘイ!タクシー」(プレイコミック)があり、最初はこれが原作かと思った。同じ佐多みさき作の「カクテル25時」に、竹野内豊そっくりのマスターが登場しており、キャラクターはここから拝借したのかと思った。
しかしそれは違って、本ドラマはバカリズムのオリジナル脚本のようだった。
第1話を興味深く観たが、なかなか面白いツクリだった。見終わったあとに細かい疑問も残ったが、見ている最中、楽しければそれでいい。
次回も楽しみにしている。
12日(日)、株式会社ドワンゴおよび日本将棋連盟から、来年3月~4月に行われる「将棋電王戦FINAL」に出場する5棋士が発表された。
その棋士は、阿久津主税八段、村山慈明七段、稲葉陽七段、永瀬拓矢六段、斎藤慎太郎五段。
……。この人選は、どうなんだろう。
ちなみに今年3月~4月の出場者は、屋敷伸之九段、森下卓九段、豊島将之七段、佐藤紳哉六段、菅井竜也五段の5棋士。
このメンツで棋士1勝4敗だったから、今回は棋士側がパワーアップすると期待したのだが、ちょっと肩透かしを食らった感じだ。今年はタイトル戦経験者が3人もいたのに、今回はひとりもいない…。
ちなみに昨年の出場者は、三浦弘行八段(当時)、塚田泰明九段、船江恒平五段、佐藤慎一四段、阿部光瑠四段で、ここでもタイトル経験者が2人いた。
こんなのいまさら…だが、コンピュータは日進月歩である。昨年の将棋ソフトは、今年の将棋ソフトに敵わない。それで出場棋士のレベルに変化がなければ、来年の結果は推して知るべしである。
むろん棋士の棋力差は薄い薄い紙一枚と承知しているが、もう少し大物を出さないと、世間が納得しない。タイトル保持者の出場が無理なら、佐藤康光九段とか丸山忠久九段など、ビッグネームの出場はなかったのだろうか。
棋士とコンピュータの対決は面白いから、来年も私は楽しむつもりだ。しかし将棋連盟の出場棋士が毎年この調子では(失礼)、団体戦がFINALになるのも仕方ないと思った。