2011年7月1日(金)に、LPSA芝浦サロンで指した将棋を振り返る。
この日は1部が中倉彰子女流初段、2部が中倉宏美女流二段だった。この日は、自他ともに認める「彰子ファン」のW氏がサロンに赴く予定だったのだが、急用で欠席。ちょっとさびしいサロンになった。
午後5時すぎに入ると、彰子女流初段が3面指しを行っていた。客の中のひとりはHis氏。本当にHis氏は熱心だった。ほかは、Is氏とTod氏が自由対局中だった。
彰子女流初段とは時間がないので対局できない。そこにS夫氏がいらしたので、私はS夫氏と対局する。前回は私の完敗だったが、今回は私が何とか勝てた。
途中でFuj氏が来て、6時からの宏美女流二段の指導対局は、何と6面指しになった。W氏がいなくても、かなり賑やかになったわけだ。
宏美女流二段とは、「ワイン勝負」の第7局。ここまで私の1勝5敗なので、気分的にはカド番に近い。
さてこの将棋、あまりにも形勢が動き、同じ一局の中とは思えない場面が再三出てきた。
当初はその局面を3つぐらい載せようと思ったのだが、あまりにも熱戦?だったので、総譜を載せることにした。おヒマな方は、並べてください。
上手・中倉宏美女流二段
下手・一公
▲2六歩△3四歩▲7六歩△4二飛▲6六歩△3三角▲4八銀△6二玉▲6八玉△7二玉▲7八玉△8二玉▲5八金右△9二香▲5六歩△9一玉▲5七銀△8二銀▲6五歩△2二飛
▲6六銀△5二金左▲6八銀△6二金寄▲6七銀△4二銀▲5五歩△2四歩▲3六歩△4四歩▲4六歩△4三銀▲5六銀△7一金▲6七金△7二金寄▲9六歩△4二角▲4五歩△3三桂
▲4四歩△同銀▲4八飛△4五歩▲2八飛△2五歩▲同歩△同飛▲2六歩△2一飛▲5七銀△4六歩▲同銀△3五歩▲4五歩△同桂▲同銀左△同銀▲同銀△4六歩
▲5七金△1五角▲5四歩△3六歩▲5三歩成△3七歩成▲同桂△2六飛▲2七歩△4七歩成▲同金△7六飛▲6七玉△4六歩▲3六金△4七歩成▲7六玉△3七と▲7八飛△3六と
▲同銀△3七角成▲3一飛△4六馬▲1一角成△5七馬▲6八香△7五銀▲7七玉△7六桂▲6七銀△6八桂成▲同金△7六金▲同銀△同銀▲8八玉△6八馬▲同飛△6七銀打
▲1八飛△8四香▲9七金△7八金▲同飛△同銀成▲同玉△4八飛▲6八桂△8七香成▲同金△同銀不成▲6七玉△3三歩▲同馬△4六飛成▲4七金△8六竜▲7七銀△7五竜
▲7六歩△6五竜▲6六歩△6四竜▲4三馬△4六歩▲同金△4四金▲5二馬△4五歩▲4七金△3五歩▲2五銀△5五金▲3五飛成△4六金▲同金△同歩▲同竜△5五金
▲3七竜△4四竜▲4八香△4七歩▲同香△7六銀不成▲同銀△4六歩▲同香△同竜▲同竜△同金▲7八玉△5七金▲7七銀△4九飛▲8四歩△1九飛成▲8三歩成△同銀
▲8四歩△同銀▲8五歩△8七香▲同銀△8五銀▲8六歩△5九竜▲8五歩△6七香▲6五角△6八香成▲8八玉△7四桂▲6三と△6七金▲7二と△7七金▲同桂△7二金
▲8四桂△5二竜▲9二桂成△同玉▲7四角△同歩▲8四桂△8三玉▲9二銀△7三玉▲6四金△同玉▲6五金△5三玉▲5七香△5五歩▲同香△4四玉▲4八飛△4七歩
▲4六香△3三玉▲3八飛△3七歩▲3四歩△2二玉▲6八飛△5七角▲5二香成△7九銀▲9八玉△8八金▲9七玉△8七金▲同玉△8六歩▲同玉△9四桂▲8七玉△8六銀
▲9八玉△7六角▲8九玉△8八銀成▲同飛△6七角成▲7八歩
まで、227手で一公の勝ち。
宏美女流二段はセクシー系の服装で、私はこの前日にテレビで見た武井咲(えみ)のイメージが重なって、彼女に指導対局を受けているような錯覚を覚えていた。
局面。いろいろあり過ぎるが、191手目、私の▲6四金がどうだったか。素直に▲7二桂成がよかったかもしれない。
以下は私が負けだと思うが、210手目宏美女流二段の△7九銀が悪手。△7九角なら勝負はどう転んでいるか分からなかった。
私の▲9八玉に宏美女流二段が動きを止める。どうもこれで、私が奇跡的に逃れているようなのだ。宏美女流二段は熟考したが、時すでに遅かった。宏美女流二段は王手ラッシュでくるが、1枚足らない。私は九死に一生を得たのであった。
しかしおもしろくないのは、宏美女流二段である。感想戦で、
「完ギレでしたよね」
「(一公さんがなかなか)投了してくれないから」
「アツイ…」
と、珍しく悔しさを露わにする。そんな宏美女流二段が色っぽかった。当時宏美女流二段、女盛りの32歳。
227手の長手数は久しぶりで、宏美女流二段とずっぽり将棋を堪能した感じだった。
このあとは、Fuj氏と自由対局。前回の初対局では、私が負けている。今回は必勝の覚悟で臨んだのだが、Fuj氏のウソ矢倉から、またもせり負けた。連敗はよろしくない。
帰りは、Is氏とお茶をした。このころはまだ、Fuj氏とそれほど親しくなかった。
この日は1部が中倉彰子女流初段、2部が中倉宏美女流二段だった。この日は、自他ともに認める「彰子ファン」のW氏がサロンに赴く予定だったのだが、急用で欠席。ちょっとさびしいサロンになった。
午後5時すぎに入ると、彰子女流初段が3面指しを行っていた。客の中のひとりはHis氏。本当にHis氏は熱心だった。ほかは、Is氏とTod氏が自由対局中だった。
彰子女流初段とは時間がないので対局できない。そこにS夫氏がいらしたので、私はS夫氏と対局する。前回は私の完敗だったが、今回は私が何とか勝てた。
途中でFuj氏が来て、6時からの宏美女流二段の指導対局は、何と6面指しになった。W氏がいなくても、かなり賑やかになったわけだ。
宏美女流二段とは、「ワイン勝負」の第7局。ここまで私の1勝5敗なので、気分的にはカド番に近い。
さてこの将棋、あまりにも形勢が動き、同じ一局の中とは思えない場面が再三出てきた。
当初はその局面を3つぐらい載せようと思ったのだが、あまりにも熱戦?だったので、総譜を載せることにした。おヒマな方は、並べてください。
上手・中倉宏美女流二段
下手・一公
▲2六歩△3四歩▲7六歩△4二飛▲6六歩△3三角▲4八銀△6二玉▲6八玉△7二玉▲7八玉△8二玉▲5八金右△9二香▲5六歩△9一玉▲5七銀△8二銀▲6五歩△2二飛
▲6六銀△5二金左▲6八銀△6二金寄▲6七銀△4二銀▲5五歩△2四歩▲3六歩△4四歩▲4六歩△4三銀▲5六銀△7一金▲6七金△7二金寄▲9六歩△4二角▲4五歩△3三桂
▲4四歩△同銀▲4八飛△4五歩▲2八飛△2五歩▲同歩△同飛▲2六歩△2一飛▲5七銀△4六歩▲同銀△3五歩▲4五歩△同桂▲同銀左△同銀▲同銀△4六歩
▲5七金△1五角▲5四歩△3六歩▲5三歩成△3七歩成▲同桂△2六飛▲2七歩△4七歩成▲同金△7六飛▲6七玉△4六歩▲3六金△4七歩成▲7六玉△3七と▲7八飛△3六と
▲同銀△3七角成▲3一飛△4六馬▲1一角成△5七馬▲6八香△7五銀▲7七玉△7六桂▲6七銀△6八桂成▲同金△7六金▲同銀△同銀▲8八玉△6八馬▲同飛△6七銀打
▲1八飛△8四香▲9七金△7八金▲同飛△同銀成▲同玉△4八飛▲6八桂△8七香成▲同金△同銀不成▲6七玉△3三歩▲同馬△4六飛成▲4七金△8六竜▲7七銀△7五竜
▲7六歩△6五竜▲6六歩△6四竜▲4三馬△4六歩▲同金△4四金▲5二馬△4五歩▲4七金△3五歩▲2五銀△5五金▲3五飛成△4六金▲同金△同歩▲同竜△5五金
▲3七竜△4四竜▲4八香△4七歩▲同香△7六銀不成▲同銀△4六歩▲同香△同竜▲同竜△同金▲7八玉△5七金▲7七銀△4九飛▲8四歩△1九飛成▲8三歩成△同銀
▲8四歩△同銀▲8五歩△8七香▲同銀△8五銀▲8六歩△5九竜▲8五歩△6七香▲6五角△6八香成▲8八玉△7四桂▲6三と△6七金▲7二と△7七金▲同桂△7二金
▲8四桂△5二竜▲9二桂成△同玉▲7四角△同歩▲8四桂△8三玉▲9二銀△7三玉▲6四金△同玉▲6五金△5三玉▲5七香△5五歩▲同香△4四玉▲4八飛△4七歩
▲4六香△3三玉▲3八飛△3七歩▲3四歩△2二玉▲6八飛△5七角▲5二香成△7九銀▲9八玉△8八金▲9七玉△8七金▲同玉△8六歩▲同玉△9四桂▲8七玉△8六銀
▲9八玉△7六角▲8九玉△8八銀成▲同飛△6七角成▲7八歩
まで、227手で一公の勝ち。
宏美女流二段はセクシー系の服装で、私はこの前日にテレビで見た武井咲(えみ)のイメージが重なって、彼女に指導対局を受けているような錯覚を覚えていた。
局面。いろいろあり過ぎるが、191手目、私の▲6四金がどうだったか。素直に▲7二桂成がよかったかもしれない。
以下は私が負けだと思うが、210手目宏美女流二段の△7九銀が悪手。△7九角なら勝負はどう転んでいるか分からなかった。
私の▲9八玉に宏美女流二段が動きを止める。どうもこれで、私が奇跡的に逃れているようなのだ。宏美女流二段は熟考したが、時すでに遅かった。宏美女流二段は王手ラッシュでくるが、1枚足らない。私は九死に一生を得たのであった。
しかしおもしろくないのは、宏美女流二段である。感想戦で、
「完ギレでしたよね」
「(一公さんがなかなか)投了してくれないから」
「アツイ…」
と、珍しく悔しさを露わにする。そんな宏美女流二段が色っぽかった。当時宏美女流二段、女盛りの32歳。
227手の長手数は久しぶりで、宏美女流二段とずっぽり将棋を堪能した感じだった。
このあとは、Fuj氏と自由対局。前回の初対局では、私が負けている。今回は必勝の覚悟で臨んだのだが、Fuj氏のウソ矢倉から、またもせり負けた。連敗はよろしくない。
帰りは、Is氏とお茶をした。このころはまだ、Fuj氏とそれほど親しくなかった。