一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

LPSA芝浦サロン・船戸陽子女流二段15

2014-10-16 00:04:42 | LPSA芝浦サロン
3年前の6月6日、LPSA芝浦サロンで船戸陽子女流二段に教えてもらった将棋を振り返る。
当日は月曜日だったが、船戸女流二段が担当だったので、私は出かけた。前週の3日・金曜日にお邪魔したばかりなのに、私も好きである。
午後5時半ごろ入り盤の前に座ると、船戸女流二段に、3日のことを書いたブログの内容について、強く叱責された。
これは少なからずショックだった。なぜならそのときの内容は、船戸女流二段の体調を慮ったものだったからだ。
それまで私が船戸女流二段のことについて、どんなにエロエロなことを書いても黙認してくれたのに、どうして今回は怒ってしまったのか。私は激しく混乱した。
とにかくこれから指導対局だというのに、ひどく雰囲気が悪くなってしまった。
こんな状況では、私が船戸女流二段を負かすことはできない。まあ簡単に勝てる相手ではないが、勝ってはいけない雰囲気になったことは確かだった。
果たして「ワイン勝負第7局」は、妙な展開になった。私は9手目に▲4六歩と指す変則手順。船戸女流二段は中飛車に振ったが、私の作戦が消極的で、全然覇気が感じられない。
序盤、銀交換から早くも桂損し、半分戦意喪失した。
では中盤の局面を記そう。

以下の指し手。▲4五歩△8七竜▲7八金△8四竜▲8七歩△2六歩▲3六歩△7一角▲6五歩△2四竜▲2八歩△4四歩▲同歩△同角▲4六歩△2四竜▲7七桂△9四歩▲7五歩△8四歩
▲4五歩△3五歩▲3九竜△2七歩成▲同歩△同竜▲4八金△2八角▲2九竜△4六銀
まで、106手で船戸女流二段の勝ち。

ここまで憂鬱な将棋だ。ホントに、つらい展開だった。
▲7八玉と指したかったが、△4六歩▲同銀△同角▲同金△5七銀が嫌味だ。そこで▲4五歩と我慢したが、△8七竜に▲7八金で一枚使わされ、相変わらず面白くない。
数手進んで△3五歩に▲3九竜は疑問だった。とりあえず竜は2筋にいなくてはならなかった。本譜△2七同竜に▲4八金は、いかにも危ない。
そして決定的な悪手は、△2八角に対しての▲2九竜だった。間接的に敵竜の利きに入り、これはヤバイと思った。ただ、それを承知で寄ったところもあった。
船戸女流二段は△4六銀。さすがの決め手があった。これを▲4六同銀は△同角成で竜が抜けるし、▲6六銀右も△4七歩があり、下手はもたない。ここで私は投了した。
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