一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

長崎旅行2015・2「満席」

2015-12-17 23:30:54 | 旅行記・九州編
今朝見た夢は、森内九段が登場した。私とは会社の同僚のようで、「(駅まで)一緒に帰りませんか」と森内九段がコートを着ながら言うので、私も支度をしていたら、すでに森内九段はいなかった。
私と森内九段の関係性を暗示しているような、不思議な夢だった。
なお、森内九段といえども、我が夢への出演料は払わない。

(きのうのつづき)
12日分のブログはストックをアップした。これで心置きなく眠れるのだが、「眠れないゾーン」に突入したのが分かる。ブランケットは掛けているが、足はスースーする。表の騒音は気になるし、寝返りを打つスペースはない。スマホはアラームを掛けているが、これ、音が鳴った時の止め方がよく分からず、あまり鳴らしたくない。こんなにあっちこっち神経を遣っていてはダメである。
…とグズグズしていたら、もう3時を過ぎてしまった。私は起きてPCを点ける。この時、不眠を覚悟した。
横になって目をつむる、起きてPCを点ける、を繰り返すうち、朝の6時を過ぎてしまった。今回は「ナイト12時間パック」なので時間は問題ない。しかし今日12日は「あんでるせん」に行くので、遅刻は許されない。もう、このままボンヤリと起きていることにした。
店の予約は午前11時である。入店したあと軽食を摂るので多少の遅刻は問題ないが、「遅刻」は私のポリシーが許さない。
川棚に間に合わせるには08時56分の普通列車に乗れば、10時10分に着く。しかし開店までの50分が長い。この列車は却下したい。
その次の列車は10時ちょうど発の快速シーサイドライナーで、この到着が11時11分である。店に入れば15分程度の遅刻になるが、ここは店に我慢してもらおうと思った。

8時ごろ、チェックアウトする。市電に乗って駅に戻ると早すぎるので、アーケード街をぶらぶら歩いていく。今日は天気がよく、絶好の観光日和だ。こんな日に喫茶店に入り浸らなくてもいいと思うが、今日の喫茶店はただの喫茶店ではないのだ。
アーケード街を抜けると、路面電車が通った。少し歩くと、また路面電車。長崎市は路面電車の町である。そのボディーはカラフルなものあり、レトロなものありと、さしずめ路面電車の博物館だ。かつては東京にも総延長200キロの路面電車が走っていたが、ことごとく廃止された。都電荒川線以外にももう少し残しておけば、東京の雰囲気ももう少し変わっていたのに…。
出島復元資料館の脇の小路も、路面電車のコースになっている。ここが長崎市電の白眉で、ここに路面電車が走る迫力は、絶対に体感するべきである。

資料館はすでに開館していたが、入場料が510円だったので、入るのをやめた。
海側に出ると、軍艦島行きの船が停泊していた。軍艦島へは2年前に上陸したので、もういい。でも、一度は訪れたい奇島である。
牛丼の「すき家」がある。すき家の牛丼も美味いが、すき家は鹿児島県のイメージがある。長崎の牛丼はやはり吉野家でなければならない。
駅前に戻った。若干味が悪いが(将棋用語)、再び吉野家に入った。朝の牛丼は美味かった。
長崎駅構内の特設ステージでは、何かのイベントが行われるようである。「クリスマス・ミュージックステージ」で、長崎市内の小・中・高・大・社会人を中心に、コンサートが行われるようだ。
しかし残念、時間がない。序盤は小学生が出演する。その天使の歌声を聴きながら、私は後ろ髪を引かれる思いで、快速シーサイドライナーに乗った。
列車は気動車で、ボックスシートがあるが、左側の席はほとんど埋まっていた。やがて左手に大村湾が見えるからで、さすがに地元の人は詳しい。私は右側に座った。
定刻に発車。景色は観たいが、眠気が襲う。午後は立ちっ放しが予想されるので、少しでも体力を回復しておいたほうがいい。私は11時05分にアラームをセットした。
うとうとする。右手に立派な橋脚が見えるが、あれは長崎新幹線のそれだろうか。
反対車線に金ピカの列車を見た。あれは今年デビューした「或る列車」ではないか? よく分からないが、九州には個性的な列車が多い。
11時11分、川棚に着いた。駅を出て、左手に見える「あんでるせん」は、変わらぬ佇まいだ。

今年は周辺を散策することなく、まっすぐ店に入った。すぐ後ろに女性が3人いたようだが、私と同じ列車で来たものだろう。
店内は満員だった。夜は満席、とのことだったが、昼もそうだ。これはやっぱり、来週来るべきだったか…と後悔したがもう遅い。
8人掛けの大テーブルに案内される。私の左には、一人旅の女性。ほかの6人はすべて男女のペアだ。ここに来る人は、圧倒的に女性が多い。続いてカップル。1人での入店は男女ともほとんどない。つまり、私や左の女性が珍しいのだ。
メニューを見る。「800円以上の注文…」は昨年から記されたが、今年は「30分以上の遅刻は、ご希望のメニューを提供できない場合があります」の注意書きが追加されていた。
私はミートソーススパゲティを注文するが、売り切れ。カレーライスとトマトジュースを注文した。私は毎回オーダーが違うが、今年も初めてのオーダー(組み合わせ)になった。
改めて周りを見渡す。4人掛けのテーブルは3つあるが、男女混合。幼児の声もしている。2人用テーブルはカップルの利用だ。6人掛けのテーブルの席には5人、女性が座っている。そしてカウンター席には4人、女性が座っていた。
あんでるせんの定員は31人である。今回は31人+1人。文字通り、完全満席だった。
(つづく)
コメント (2)
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