4月1日は昇段の日で、今年も何人かの棋士が昇段した。高田尚平新七段、安西勝一新七段、櫛田陽一新七段…。いずれの先生にも指導対局を受けたことがあるので、私もうれしい。おめでとうございます。
◇
新年度からのNHK「将棋フォーカス」の講座の聞き手に、渡部愛女流初段が起用された。愛ちゃんファンの私としてはうれしい限りだ。
渡部女流初段を応援する一手段として、「NHK将棋講座」をかなり久しぶりに購入してみた。
本文は90ページで、数年前より少なくなっていた。以前は96ページ前後あった(昔はもっとあった)。
そういえば、気が付けば「将棋世界」も、32ページも少なくなっている。雑誌が売れない→経費節減→記事を減らす→面白味がなくなる→雑誌が売れない…という悪循環が、NHK将棋講座にも起こっているのか。
現在は順位戦がお休みだが、シーズンに入ればこの表が何ページか入るのだろうか。
新講座は村山慈明NHK杯選手権者の「知って得する序盤術」。将棋初心者の時、軽視してしまうのが序盤だが、植山悦行七段の教えなどを聞いていると、将棋は序盤が大切なのだ、ということを痛感させられる。この講座は今までなかった切り口で、大いに期待できる。
肝心の誌面はレイアウトが凝っていて、ずいぶん様変わりした印象だ。お馴染みの明朝体に加え、ゴシック体がここぞというところで使われ、よく効いている。たぶん初心者から初段までが対象なので、親しみやすい誌面になったのだろう。
NHK杯将棋トーナメントの観戦記は、これもデザイン上やむを得ないのだろうが、1ページ内に余白が多かった。しかもサブタイトルが2つあるから、本文がずいぶん少ない。
それでもおもしろく読ませるのが観戦記者のウデであろう。
そのほか、昔は棋士のエッセイやプチ講座がけっこうあったが、現在はほとんどない。2色ページもなくなってしまったようだ。
別冊付録は32ページ。昔の冊子と比較しても詮無いが、ページ数が半分になった。もう、浦島太郎の気分である。
…と文句ばっかり言っているが、後藤元気氏のエッセイや「日本女子プロ将棋協会からのお知らせ」は継続していて、昔の雰囲気は一部残っている。これで税込545円なら、まずまずではなかろうか。
とりあえずNHK将棋講座を、半年間購入したいと思う。
あと、これから半年間、将棋フォーカスを録画・保存する。とりあえず渡部女流初段の動画をコレクションしておくのだ。ふふふ…。
なお、NHK杯将棋トーナメントの司会も、藤田綾女流初段に代わったようだ。
藤田女流初段はアニメ声で、副業でこれをやればいいと私は主張していた。全国放送で毎週彼女の声が流れれば、アニメ制作関係者に触れる機会も多くなるだろう。どこかでスカウトされて、声優デビューをする日がくればうれしい。
ともかく日曜日・午前の楽しみが大きくなった。
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新年度からのNHK「将棋フォーカス」の講座の聞き手に、渡部愛女流初段が起用された。愛ちゃんファンの私としてはうれしい限りだ。
渡部女流初段を応援する一手段として、「NHK将棋講座」をかなり久しぶりに購入してみた。
本文は90ページで、数年前より少なくなっていた。以前は96ページ前後あった(昔はもっとあった)。
そういえば、気が付けば「将棋世界」も、32ページも少なくなっている。雑誌が売れない→経費節減→記事を減らす→面白味がなくなる→雑誌が売れない…という悪循環が、NHK将棋講座にも起こっているのか。
現在は順位戦がお休みだが、シーズンに入ればこの表が何ページか入るのだろうか。
新講座は村山慈明NHK杯選手権者の「知って得する序盤術」。将棋初心者の時、軽視してしまうのが序盤だが、植山悦行七段の教えなどを聞いていると、将棋は序盤が大切なのだ、ということを痛感させられる。この講座は今までなかった切り口で、大いに期待できる。
肝心の誌面はレイアウトが凝っていて、ずいぶん様変わりした印象だ。お馴染みの明朝体に加え、ゴシック体がここぞというところで使われ、よく効いている。たぶん初心者から初段までが対象なので、親しみやすい誌面になったのだろう。
NHK杯将棋トーナメントの観戦記は、これもデザイン上やむを得ないのだろうが、1ページ内に余白が多かった。しかもサブタイトルが2つあるから、本文がずいぶん少ない。
それでもおもしろく読ませるのが観戦記者のウデであろう。
そのほか、昔は棋士のエッセイやプチ講座がけっこうあったが、現在はほとんどない。2色ページもなくなってしまったようだ。
別冊付録は32ページ。昔の冊子と比較しても詮無いが、ページ数が半分になった。もう、浦島太郎の気分である。
…と文句ばっかり言っているが、後藤元気氏のエッセイや「日本女子プロ将棋協会からのお知らせ」は継続していて、昔の雰囲気は一部残っている。これで税込545円なら、まずまずではなかろうか。
とりあえずNHK将棋講座を、半年間購入したいと思う。
あと、これから半年間、将棋フォーカスを録画・保存する。とりあえず渡部女流初段の動画をコレクションしておくのだ。ふふふ…。
なお、NHK杯将棋トーナメントの司会も、藤田綾女流初段に代わったようだ。
藤田女流初段はアニメ声で、副業でこれをやればいいと私は主張していた。全国放送で毎週彼女の声が流れれば、アニメ制作関係者に触れる機会も多くなるだろう。どこかでスカウトされて、声優デビューをする日がくればうれしい。
ともかく日曜日・午前の楽しみが大きくなった。