一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

横綱の休場

2020-01-18 00:12:24 | プライベート
大相撲一月場所3日目に横綱白鵬が負けて1勝2敗になった時、これは休場すると思った。
4日目に横綱鶴竜が負けて1勝3敗になった時、彼も休場すると思った。果たして鶴竜は5日目に休場した。では白鵬はというと、やはり4日目に休場していた。まあそうであろう。横綱の責任感などこんなものである。

いつも思うのだが、横綱は気軽に休場できてラクだ。
これが将棋の順位戦ならどうか。A級で1勝2敗になって名人挑戦が難しくなった、このままだと負け越しそうだ、と休場したら、あとは不戦敗がついて、結局降級となる。
横綱は休場しても位が下がらないから、すぐにくだらぬ理由をつけて休場する。しかし将棋の世界はそんなに甘くないのだ。
では、白鵬の過去の休場を見てみよう。

2005年一月場所 関脇 6勝3敗6休
2006年士月場所 大関 全休
2015年九月場所 横綱 0勝3敗12休
2016年九月場所 横綱 全休
2017年三月場所 横綱 2勝3敗10休
2017年九月場所 横綱 全休
2018年一月場所 横綱 2勝3敗10休
2018年三月場所 横綱 全休
2018年七月場所 横綱 3勝1敗11休
2018年士月場所 横綱 全休
2019年一月場所 横綱 10勝4敗1休
2019年五月場所 横綱 全休
2019年九月場所 横綱 0勝2敗13休
2020年一月場所 横綱 1勝3敗11休

今回の休場で14回目。横綱になってからは、実に12回目である。休場を続けると陥落する関脇では1回、大関では1回だったのに、横綱になってから爆発的に多くなった。
象徴的だったのは2019年一月場所で、白鵬は初日から10連勝したが、11日目から御嶽海、玉鷲、貴景勝に敗れると、14日目から休場した。全十五番をやる気がないのである。
もとより白鵬の取口はかち上げ、というかエルボーバットのプロレス技で、私は好きではない。とうてい相撲には見えず、どうして協会が注意しないのか、まったく理解できない。いや注意はしているのだろうが、白鵬が守れない。それならペナルティを課せばいいのに、協会がそうしない。白鵬の取組み外でのパフォーマンスも横綱らしくなく、私は苦々しく思っている。
白鵬は日本人に帰化したが、所詮はモンゴル人なのだと思う。そしてそんな彼を43回も優勝させてしまう日本人力士もだらしない。
鶴竜に至っては3場所連続・通算15回目の休場で、もう引退したほうがいいとさえ思う。残念だが、彼はもう横綱の力量がない。もう十分稼いだからいいだろう。白鵬もだけれども。
コメント
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