4日に順位戦C級1組9回戦が行われ、藤井聡太七段が勝ち、9戦全勝でB級2組昇級を決めた。相手の高野秀行六段も気合を入れて臨んだが、やはりダメだった。
私は今期こそ藤井七段が10戦全勝で昇級を決めると見ていて、そう予想した将棋ファンも多かったと思うのだが、ここまでそれを実現させているのは見事である。
先日、棋士の2019年獲得対局料・賞金ランキングが発表されたが、藤井七段が2,108万円で9位につけたのに驚いた。C級1組在籍でタイトル戦未経験にしてこの数字は驚異で、すでに私のかつての年収の数年分を稼いでいる。
しかもこの数字は対局料と賞金だけで、そのほかの収入、すなわちAbemaTVでの放送、山ほどある藤井聡太グッズ、将棋イベント出演、将棋ソフトの監修等のギャラは加算されていない。著作はまだないみたいだが、自身の実戦集はロイヤルティーが入っているだろう(杉本昌隆八段による藤井本は、どういう取り決めになっているのか分からない)。これらを加算すると、とんでもない収入になっているはずだ。しかも当人は収入のことにほぼ無関心(と思う)なのがすごい。
大棋士は負けるとにニュースになるというが、藤井七段はとっくにその域に達している。否、予選の1回戦で勝っても新聞記事になる時すらあり、もはや一段階上のレベルに達している。
先ほどAbemaTVでの放送、と書いたが、藤井七段の公式戦のほとんどが映像化されているのも、大棋士の成長過程を知る上で、これ以上ない貴重な資料となっている。
各棋戦の本戦入り、リーグ入りも達成し、もはやタイトル戦登場も時間の問題だが、ほかの棋士は手をこまぬいて見ているだけなのか。もうちょっと勝ってもいいと思うのだが。
私は今期こそ藤井七段が10戦全勝で昇級を決めると見ていて、そう予想した将棋ファンも多かったと思うのだが、ここまでそれを実現させているのは見事である。
先日、棋士の2019年獲得対局料・賞金ランキングが発表されたが、藤井七段が2,108万円で9位につけたのに驚いた。C級1組在籍でタイトル戦未経験にしてこの数字は驚異で、すでに私のかつての年収の数年分を稼いでいる。
しかもこの数字は対局料と賞金だけで、そのほかの収入、すなわちAbemaTVでの放送、山ほどある藤井聡太グッズ、将棋イベント出演、将棋ソフトの監修等のギャラは加算されていない。著作はまだないみたいだが、自身の実戦集はロイヤルティーが入っているだろう(杉本昌隆八段による藤井本は、どういう取り決めになっているのか分からない)。これらを加算すると、とんでもない収入になっているはずだ。しかも当人は収入のことにほぼ無関心(と思う)なのがすごい。
大棋士は負けるとにニュースになるというが、藤井七段はとっくにその域に達している。否、予選の1回戦で勝っても新聞記事になる時すらあり、もはや一段階上のレベルに達している。
先ほどAbemaTVでの放送、と書いたが、藤井七段の公式戦のほとんどが映像化されているのも、大棋士の成長過程を知る上で、これ以上ない貴重な資料となっている。
各棋戦の本戦入り、リーグ入りも達成し、もはやタイトル戦登場も時間の問題だが、ほかの棋士は手をこまぬいて見ているだけなのか。もうちょっと勝ってもいいと思うのだが。