LPSA所属の大庭美樹女流初段が、前年度いっぱいで公式戦を引退した。
LPSAの設立は2007年5月30日。あれから13年近く経って、当初の顔ぶれや肩書もずいぶん変わった。とりあえず、設立当時と現在のメンバーを連ねてみよう。
【2007年設立当時】
中井広恵女流六段
蛸島彰子女流五段
山下カズ子女流五段
寺下紀子女流四段(退役)
多田佳子女流四段(退役)
石橋幸緒女流四段
藤森奈津子女流三段
神田真由美女流初段
鹿野圭生女流初段
大庭美樹女流初段
松尾香織女流初段
中倉彰子女流初段
中倉宏美女流初段
北尾まどか女流初段
島井咲緒里女流初段
大庭美夏女流1級(退役)
藤田麻衣子女流1級
以上17名。
【2020年4月1日現在】
蛸島彰子女流六段→2018年引退
山下カズ子女流五段→2012年引退
寺下紀子女流四段
藤森奈津子女流四段→2010年引退
渡部愛女流三段
神田真由美女流二段→2009年引退
鹿野圭生女流二段→2017年引退
船戸陽子女流二段
上川香織女流二段
大庭美夏女流初段
大庭美樹女流初段→2020年引退
中倉彰子女流二段→2015年引退
中倉宏美女流二段
島井咲緒里女流二段
磯谷真帆女流初段
堀彩乃女流1級
以上16名。
この約13年間で、現行メンバーでは蛸島女流六段以下7名が引退した。毎年のように引退者が出ていて淋しいが、さすがに今年で打ち止めだろう。
昇級昇段は、現行メンバーでは12名。出世頭は渡部女流三段で、タイトル獲得により女流三段に昇段した。
そして残念なことに、退会者も出た。
北尾まどか女流初段→2009年退会
藤田麻衣子女流1級→2010年 引退・退会
石橋幸緒女流四段→2014年引退・退会
多田佳子女流四段→2014年退会
中井広恵女流六段→2014年退会
2009年、2010年と、北尾女流初段・藤田女流1級の「どうぶつしょうぎ」コンビが退会。LPSAは一枚岩ではないんだな、と思った。
そして2014年は3名が退会する。いわゆるLPSA史のターニングポイントで、看板女流棋士の相次ぐ退会は衝撃的だった。
中途入会・新入会は4名で、以下。
船戸陽子女流二段→2008年入会
渡部愛ツアー女子プロ→2009年入会
堀彩乃女流3級→2016年入会
礒谷真帆女流2級→2018年入会
船戸女流二段が2008年に中途入会した時は、大きな話題になった。彼女に続く移籍者が出るかとLPSAファンは期待したが、そうはいかなかった。
さらに翌年、渡部ツアー女子プロの誕生は、明るい話題となった。
しかしその後新規入会はなく、2014年の退会者続出で、このままLPSAは尻すぼみになるのかと思った。そんな2016年、堀女流3級が入会した。よくぞ決断してくれたと、LPSAファンは感謝したものだ。
そして2018年に礒谷女流2級が入会し、現在に至る。
なお、LPSAは「女流」の肩書を付けない表記が主流だが、これは誤解を招く。たとえば「四段」と「女流四段」では、一般的に天と地ほどの棋力の差があるからだ。
もし西山朋佳奨励会三段が四段に昇段したら、将棋界に不案内の人は、四段よりLPSA五段が強いと捉えてしまい、よくない。この表記は改めたほうがいいと思う。
今後もLPSAは爆発的な発展は望めないが、大崩れもしないと思う。組まれた対局を真摯にこなし、地道に普及をしていくしかない。
LPSAの設立は2007年5月30日。あれから13年近く経って、当初の顔ぶれや肩書もずいぶん変わった。とりあえず、設立当時と現在のメンバーを連ねてみよう。
【2007年設立当時】
中井広恵女流六段
蛸島彰子女流五段
山下カズ子女流五段
寺下紀子女流四段(退役)
多田佳子女流四段(退役)
石橋幸緒女流四段
藤森奈津子女流三段
神田真由美女流初段
鹿野圭生女流初段
大庭美樹女流初段
松尾香織女流初段
中倉彰子女流初段
中倉宏美女流初段
北尾まどか女流初段
島井咲緒里女流初段
大庭美夏女流1級(退役)
藤田麻衣子女流1級
以上17名。
【2020年4月1日現在】
蛸島彰子女流六段→2018年引退
山下カズ子女流五段→2012年引退
寺下紀子女流四段
藤森奈津子女流四段→2010年引退
渡部愛女流三段
神田真由美女流二段→2009年引退
鹿野圭生女流二段→2017年引退
船戸陽子女流二段
上川香織女流二段
大庭美夏女流初段
大庭美樹女流初段→2020年引退
中倉彰子女流二段→2015年引退
中倉宏美女流二段
島井咲緒里女流二段
磯谷真帆女流初段
堀彩乃女流1級
以上16名。
この約13年間で、現行メンバーでは蛸島女流六段以下7名が引退した。毎年のように引退者が出ていて淋しいが、さすがに今年で打ち止めだろう。
昇級昇段は、現行メンバーでは12名。出世頭は渡部女流三段で、タイトル獲得により女流三段に昇段した。
そして残念なことに、退会者も出た。
北尾まどか女流初段→2009年退会
藤田麻衣子女流1級→2010年 引退・退会
石橋幸緒女流四段→2014年引退・退会
多田佳子女流四段→2014年退会
中井広恵女流六段→2014年退会
2009年、2010年と、北尾女流初段・藤田女流1級の「どうぶつしょうぎ」コンビが退会。LPSAは一枚岩ではないんだな、と思った。
そして2014年は3名が退会する。いわゆるLPSA史のターニングポイントで、看板女流棋士の相次ぐ退会は衝撃的だった。
中途入会・新入会は4名で、以下。
船戸陽子女流二段→2008年入会
渡部愛ツアー女子プロ→2009年入会
堀彩乃女流3級→2016年入会
礒谷真帆女流2級→2018年入会
船戸女流二段が2008年に中途入会した時は、大きな話題になった。彼女に続く移籍者が出るかとLPSAファンは期待したが、そうはいかなかった。
さらに翌年、渡部ツアー女子プロの誕生は、明るい話題となった。
しかしその後新規入会はなく、2014年の退会者続出で、このままLPSAは尻すぼみになるのかと思った。そんな2016年、堀女流3級が入会した。よくぞ決断してくれたと、LPSAファンは感謝したものだ。
そして2018年に礒谷女流2級が入会し、現在に至る。
なお、LPSAは「女流」の肩書を付けない表記が主流だが、これは誤解を招く。たとえば「四段」と「女流四段」では、一般的に天と地ほどの棋力の差があるからだ。
もし西山朋佳奨励会三段が四段に昇段したら、将棋界に不案内の人は、四段よりLPSA五段が強いと捉えてしまい、よくない。この表記は改めたほうがいいと思う。
今後もLPSAは爆発的な発展は望めないが、大崩れもしないと思う。組まれた対局を真摯にこなし、地道に普及をしていくしかない。