4日と5日に第79期名人戦第3局が行われ、渡辺明名人が斎藤慎太郎八段を降し、●○○の2勝1敗とした。
第3局は第1局に続き矢倉の激闘で、先手斎藤八段の急戦を後手の渡辺名人がうまく受け止め、快勝した。私はまだまだ矢倉は続くと思うし、しかも矢倉の急戦撃退派なので、渡辺名人の△4三金右型での勝利はうれしかった。
さて当ブログでは先月21日に、「挑戦者先勝のその後」をアップした。結果はほぼ五分だったが、その後第3局までを消化して、「名人●○○」のあとの経過はどうなのだろう。
赤字が勝ったほうである。
1948年 第7期 塚田正夫名人●千○○大山康晴八段
1960年 第19期 大山康晴名人○千○加藤一二三八段
1964年 第23期 大山康晴名人●○○二上達也八段
1969年 第28期 大山康晴名人●●○○有吉道夫八段
1972年 第31期 大山康晴名人●○●●中原誠二冠
1974年 第33期 中原誠名人●○●○大山康晴棋聖
1975年 第34期 中原誠名人千●●○持○大内延介八段
2005年 第63期 森内俊之名人○●●○羽生善治四冠
2020年 第78期 豊島将之名人●●●渡辺明二冠
9回あって、結果は名人の7回防衛。やはり第3局終了時の勝ち越しは大きい。しかも防衛失敗のうちの1回は、相手が渡辺現名人だった。よってデータ的には、渡辺名人防衛の線がかなり濃くなった。
しかし斎藤八段にもよきデータがある。すなわち第4局においては、9回中7回、挑戦者が勝っているのだ。逆に言えば、第4局に挑戦者が負けるようだと、データ的にもほぼ終わり、となる。
第3局は第1局に続き矢倉の激闘で、先手斎藤八段の急戦を後手の渡辺名人がうまく受け止め、快勝した。私はまだまだ矢倉は続くと思うし、しかも矢倉の急戦撃退派なので、渡辺名人の△4三金右型での勝利はうれしかった。
さて当ブログでは先月21日に、「挑戦者先勝のその後」をアップした。結果はほぼ五分だったが、その後第3局までを消化して、「名人●○○」のあとの経過はどうなのだろう。
赤字が勝ったほうである。
1948年 第7期 塚田正夫名人●千○○大山康晴八段
1960年 第19期 大山康晴名人○千○加藤一二三八段
1964年 第23期 大山康晴名人●○○二上達也八段
1969年 第28期 大山康晴名人●●○○有吉道夫八段
1972年 第31期 大山康晴名人●○●●中原誠二冠
1974年 第33期 中原誠名人●○●○大山康晴棋聖
1975年 第34期 中原誠名人千●●○持○大内延介八段
2005年 第63期 森内俊之名人○●●○羽生善治四冠
2020年 第78期 豊島将之名人●●●渡辺明二冠
9回あって、結果は名人の7回防衛。やはり第3局終了時の勝ち越しは大きい。しかも防衛失敗のうちの1回は、相手が渡辺現名人だった。よってデータ的には、渡辺名人防衛の線がかなり濃くなった。
しかし斎藤八段にもよきデータがある。すなわち第4局においては、9回中7回、挑戦者が勝っているのだ。逆に言えば、第4局に挑戦者が負けるようだと、データ的にもほぼ終わり、となる。