大相撲初場所が始まった。
注目は霧島の綱取り、琴乃若の大関取り、そして久しぶりの出場、照ノ富士の回復具合。
回復と言えば靭帯手術で幕下筆頭に下がった元関脇、若隆景
肩の手術で幕下5枚目に下がった、元幕内、伯桜鵬。
二人とも今場所出場して勝って1勝した、好成績で来場所は二人してそろって十両復帰してほしい。
もう一人、頸椎損傷手術で5場所休場で来場所は序二段まで下がる炎鵬が心配。 しかし近年は手術や不祥事で幕下、三段目以下まで落ちて幕内復帰を果たした力士が複数いる、照ノ富士、阿炎、朝乃山、宇良がそうだ。
今年中に大きく飛躍の予感の、豪の山、熱海富士、湘南乃海、大の里、いずれもまだ若く、幕内経験も少なく、相撲が荒くてベテランに勝てないが、互角に戦っているから、今年中には横綱、大関も油断できない存在になるだろう。
琴乃若のようにどっしり落ち着いた相撲が取れるようになれば、大関取りもあるかも
大関レースが楽しみだ。
今日2日目は横綱照ノ富士が、前頭に落ちた若元春に熱戦の末敗れて1勝1敗、早くも黄信号だ、早いうちに3敗したらまた休場かな。
両足のテーピングを見ると痛々しい、責任感だけで出ているんだろう本当に偉い、早く照ノ富士を安心して引退をさせてやってほしい。
去年の後半から、正代、高安の元大関が元気を取り戻してきた、それに朝乃山が加わって元大関の復活劇場も見逃がせない、御嶽海が少し元気がないが。
毎場所見て前半から中盤まで勝ちっぱなしでも、後半崩れるパターンは割と多い、だから8連勝しても即優勝争いとはいかないのが事実。
下位力士が9連勝すれば、後半は三役、大関にもぶつけられて星は伸びなくなる、下位力士でも三役経験者など実力者なら勝ち進めることもあるだろうが新入幕とかなら頑張って11勝どまり
今場所では大の里がその一番手だろう、役力士の圧力を思い知る場所になりそうだが、関脇の一人でも倒せば来場所以降の自信につながる。
生きの良い若手が5~6人出て来たので、今までけん制し合って昇進できなかった大関、関脇陣に火が付いた。
今場所は、綱とり、大関とりの最右翼、霧島と琴ノ若を中心に、他の大関、関脇がついて行く展開、さらに復活を目指す朝乃山、正代が面白い存在だ。
琴ノ若は大関どころか一気に横綱まで駆け上がる気がしてきた、そして、それに負けじと霧島も実力以上の力を発揮しそうだ、千秋楽に勝った方が優勝と言う大一番を見せてほしいものだ、琴霧時代を見られるかもしれない。
照ノ富士の優勝はまずない気がする。
優勝に絡めずともこの7人を脅かすのが、阿炎、高安、若元春、熱海富士、北勝富士、豪ノ山、翔猿といったところか
大の里はかなり星を稼ぐだろう、そして後半は上位戦が組まれるので最近の熱海富士同様、台風の目になりそうだ
地震で大被害の石川県出身(津幡町)であり、同じく石川県出身の遠藤(穴水町)、十両輝(七尾市)ともども故郷にエールを送りたい気持ちは強いだろう。 それは近県の朝乃山(富山市)も同様と思う。
今場所も千秋楽までわからない混戦が期待される。
これから2週間の楽しみが増えました
ようやく上位も安定してきましたし、霧島、琴ノ若が一歩リードで上狙い
強い若手も出てきて面白くなりました。
大の里は注目ですが、上位に行けば熱海富士、豪の山、湘南の海同様の停滞期が来るでしょう、しかしここを抜ければ一気に大関が見えてくる
一番乗りは誰になるか楽しみです。
今年の終わりには番付が大きく変わっているでしょう。
紙一重の差で大勢の力士がひしめいています。大相撲は楽しいです。