この前読んだ瑞嶋カツヒロの『僕が彼女に寄生中』は、実は憑依であって、寄生でもなんでもなかったのだけれど、こちらは完全に寄生してます。主人公から栄養をもらい、代償として宿主を護るというもの。寄生虫がヒロインというのは、あさりよしとお以来の感動。
馬鹿な話を真面目にやるのが好きなのです。
「世界はね、過酷なところかもしれないけど、あなた1人の結論を許容できないほど狭いところでもないの」
養護教諭の綺羅先生の言葉。
目の前に美少女がいた。全裸で。しかも自分の「彼女」になってくれるという。
平凡な高校生としては飛びつきたくなるシチュエーションだけれど、その彼女が自分の腹を突き破って飛び出した白いヒモ状の生き物が変化したと思えば、警戒もしたくなる。というか、逃げたい。
「今日からお前の腹に寄生することになった! よろしくな!」
ヒロインが寄生虫が進化して自我を持つようになった「パラシスタンス」の美少女という以外は、まっとうな学園ラブコメ。会話のやりとりもテンポいい。単純明快なドタバタアクションを読みたいという人にはおすすめ。
でも、ヒロインがサナダムシということよりも、主人公を愛するあまり色情狂と化してしまう、ご近所に住む従妹とか、怪しげな親衛隊を引き連れる、巫女装束の生徒会長とかのおかしさの方がハードルが高いような気がします。
【寄生彼女サナ】【砂義出雲】【瑠奈璃亜】【四十八手】【四天王】【汚物は消毒だ】【地下室の手記】【日本海裂頭条虫】【回虫】
馬鹿な話を真面目にやるのが好きなのです。
「世界はね、過酷なところかもしれないけど、あなた1人の結論を許容できないほど狭いところでもないの」
養護教諭の綺羅先生の言葉。
目の前に美少女がいた。全裸で。しかも自分の「彼女」になってくれるという。
平凡な高校生としては飛びつきたくなるシチュエーションだけれど、その彼女が自分の腹を突き破って飛び出した白いヒモ状の生き物が変化したと思えば、警戒もしたくなる。というか、逃げたい。
「今日からお前の腹に寄生することになった! よろしくな!」
ヒロインが寄生虫が進化して自我を持つようになった「パラシスタンス」の美少女という以外は、まっとうな学園ラブコメ。会話のやりとりもテンポいい。単純明快なドタバタアクションを読みたいという人にはおすすめ。
でも、ヒロインがサナダムシということよりも、主人公を愛するあまり色情狂と化してしまう、ご近所に住む従妹とか、怪しげな親衛隊を引き連れる、巫女装束の生徒会長とかのおかしさの方がハードルが高いような気がします。
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