街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

続またまた汐湯(母編)

2009-04-02 07:14:00 | 中津街道

 少し趣の異なる桜である。普通ならば鳥が羽を広げたように枝が伸びるのだが、これは階層を成したかのように枝が付いている。記念碑に寄り添いその言葉に花を添えてやっているのであろう。

 ご覧のように以前とは全く異なる風景である。石垣が取り去られ土手のようになってしまった。石垣上の木々も切り倒されあっけらかんな状態になってしまった。
 おや、親子連れだ。父親は切り株に腰を下ろし、幼い娘はシートの上で正座をしている。日向ぼっこをしながら昼食をとっているようだ。何十年か前は我輩も自分の子供ともこうしたもんだったたのだが、今ではすっかり忘れてしまっている。
と言うよりこの様なことはもう出来ない。何か一抹の寂しさを感じてしまった。
 もう少し気候がよくなってから彼ら同様に母と親子の会話でもしたいものだ。
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春の秋月街道

2009-04-02 06:58:59 | 秋月街道

 駅舎横の色とりどりの花々である。春と言えども吹く風冷たく花には厳しかろう。花は春と聞いて咲かせたのであろうが、寒の戻りがあるなどとは夢にも思わなかったのではなかろうか。何度も言うようだがやはり採銅所駅は春を目に物を見せてくれる在り難い場所である。

 あのロータリーに咲く桜の足元だ。白い水仙は冬が似合うかもしれん。
あちらこちらに花があるものだからこうして目を奪われてしまう。
花に少々の時間を奪われている間に待ち人来るやもしれん。
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山道を歩く

2009-04-02 06:51:28 | 朝顔 花

 見事な山桜が道から見える。土手の法面から大きく枝を広げて咲き誇っている。
こんなに間近に見られるとは思ってもいなかった。

 其々の枝にびっしりと花が付き、やはり遠くからは雪が積もったように見えるから面白い。ソメイヨシノではこうはいかん。
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