昨年より街道を外れて集落を歩いている。やはり去年同様に鈴蘭水仙、白い水仙が咲いてくれていた。周りには地を這うようにやはり日本蒲公英も咲いていた。
毎年一度は見る光景となった。
おや、ゼッケンを着けて黙々と歩いている人達がいる。一番が来た。七十七番も来た。ぞろぞろ歩いている。昨年は全く見なかった。逆に我々を珍しそうに見ていたものだったが。
聞いてみると今年からここ香春の住民参加で往復11キロのウォーキングラリーをやっているとのことだった。我々は彼らの流れに逆らって歩いているのである。
すれ違う人達は少々項垂れながら歩いている。恐らく復路なのであろう。挨拶をしても頷くだけできつそうだ。ゴールでは豚汁のご馳走が待っているそうだ。
恐らく来年も出くわすであろうがもう少し笑顔が欲しいな。