中津街道（豊前松江）

　駅前を左に歩くとすぐに道が下と上に分かれる。下の道が中津街道である。そしてこの付近を「御腰掛」という地名でよんでいるようだ。道の脇のすぐ横は自動車学校の敷地である。
　さらに国道を横切ってゆくと「舟入」と言う地名になる。海が入り込んで入江をつくっていたのであろう。
　賢明な読者諸氏ならもう理解したことだろう。そう神功皇后の足跡を辿ったわけだ。神功皇后が腰掛けたという石を見たいのだがどうもそれは無理のようだ。現代ではこの名前を道の駅に冠して道行く人達のの疲れを癒している。

中津街道（豊前松江）

　駅から南にオレンジ色で書かれた古墳が見える。海を臨む黒部古墳群（三基）、黒峰尾古墳群（四基）が残される。
　以前母と来たときがあったがシーズンオフの真っ只中だったので黒峰尾古墳群には足を踏み入れることをしなかった。
　だが今回は少し違うのだ。リハビリ、ネタ作り、しかも街道と古墳の一挙両得を狙っているわけだ。