今日は、久し振りのゴルフだったが、また、下降基調になってきた。まずい!ところで、いっしょに回った飛ばし屋の飛距離がまたアップ。何でも、70kgをかついで、スクワットをやっているという。下半身の強化が、重要なようだ。
本書は、前に読んだ『金印偽造事件』も著した、三浦佑之氏による本だ。
古事記というと、奈良と早合点しがちだが、本書を読むと、当時の最先端の文化は、やはり朝鮮半島がスタート地点で、そこから、山陰、九州、四国、近畿、東国へと広がっていった様子がわかる。
もうひとつの発見は、当時は、道もろくにない陸の移動よりも、海の移動の方が、一般的だったということだ。だから今でのイメージよりも広域に、この外来文化が浸透していったのだ。
今あまり顧みられなくなった場所にも足を踏み入れレポートしている点も重要だ。これから、人口減少時代に入り、どんどん過去に歴史が忘れ去られようとしていることもわかる。
Back to the Basic で、現場に行ってみると、新たな発想が湧くに違いない。金印の話も、正直説得力があった。小さいころ、そんな奇跡があったなんてと、子供ながらに思ったことが、かなり細かく客観的に述べられていた。歴史は、ロマンでもあるが、学問でもあるのだから、議論をタブーにすべきではない。
古事記を読んで旅に出よう! といってもそう簡単じゃないけどね。