かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

火の路

2009年05月18日 | Books
tv最近、TVで飛鳥の宣伝をよくやっている。この前の”ならでぶら”で訪れたところが、次から次へと映し出されるので、なつかしいやら嬉しいやら。



そもそもこの”ならでぶら”に行くきっかけになったのが、松本清張さんの”火の路”だ。
サスペンス小説の形はとっているが、実際は、考古学の論文と言ってもいいほどの内容だ。その話は、遠くシルクロードまで及ぶ。イランまで、ゾロアスター教の儀式を見に行っている。
最後のところが、ややあわただしくなってしまう感(小説のストーリーとしても、考古学の論文としても)はあるが、とっても楽しめる大作である。
しかし、小説家という人種は、よくここまでやるもんだ。やってみたいとは思うけとけど、その能力も時間もない。
コメント
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