かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

旧暦はくらしの羅針盤

2009年05月19日 | Books


小林弦彦さんの話は、前に書いた(2007年10月11日)。小林さんの書いた”旧暦はくらしの羅針盤”という本は、意外と日本人が知っているようで、知らないこと満載のユニークな本だ。
元々小学校時代、月の満ち欠けでつまづいた私にとって、旧暦など、知るよしもなかった。太陰歴を基本とした旧暦がなぜ永久に太陽暦とのずれが拡大しないのか???

でも、仙台では、七夕は、8月。平塚では、7月。これが、新暦と旧暦の違いだということぐらいは知っていた。では、新暦とは何か、旧暦とは何か。
本書は、それをわかりやすく説明してくれる。そして、これを知ることが、歴史や文化を知る上でも極めて有効なのだ。
欠点は、歴史書を読むと、これは、旧暦なのか新暦なのか、気になってしまうことだ。
五月雨が、梅雨の時期であるのか、新暦の5月の雨なのかで、情景は、まったく異なってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする