予定にはなかったのだが、湖東三山と呼ばれる三つのお寺があることを知り、ナビ付きのレンタカーの気軽さで、寄ってみることにしたのが、金剛輪寺。琵琶湖夢街道と名付けられているルート沿いにあるが、この時期のこの天気で、やはり訪れる人もいない。
入口は、どこにでもありそうなお寺だが、奈良時代に行基が開山したと伝えられるこれまた古刹だ。
ここにも名勝庭園があった。看板には桃山期の庭とある。茶室も奥に見える。
ここから百済寺といっしょで、参道が続く。途中の石仏達の前垂れのデザインが様々で楽しい。
しかし、これだけ並ぶとちょっと凄い。
そしてやっと見えてきたのが、山門。
そして、国宝の本堂が突然姿を表す。大悲閣と呼ばれている。
壮大だが、屋根の形など、美しさも兼ね備えている。鎌倉時代のものという。天気が悪く霧の中という感じで、申し訳ないが。
その上に、三重塔がある。見にくいが、これも美しい塔だ。