かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

京奈近その21 西明寺

2010年12月11日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


今日も富士山の見えるゴルフ場で、プレイ。朝焼けの富士山は奇麗だったが、スコアは、強風のせい(ということにしておこう)で、残念な結果に終わった。



湖東三山のラストは、西明寺。南から北に向かった来たので、三山の中では一番北にある。
開山は、平安時代(9世紀)。雨で、しっとりした風情のある石段の奥に見えるのは、二天門。室町時代のもので、重文に指定されている。



時国天、増長天に守られているので、二天門という。なかなか迫力がある。金網越しでないのが、何といってもいい。



その先に本堂がある。鎌倉時代のもので、国宝に指定されている。堂々とした落ち着いたたたずまいだ。純和様建築で、釘を一本も使っていないという。信長の焼き討ちに遭ったが、焼失を免れた。地元の人が薪を燃やして、すでに燃えてしまったように見せかけ、救ったという。
本堂には、仏像が多くあり、なかなかのもの。丁寧に説明していただいた。



本堂の横に、三重塔があった。これも鎌倉時代のもので、国宝に指定されている。華麗というよりは、これも質実剛健という趣だ。
中には、多くのお宝があるが、一年の内数日しか開けないようだ。



蓬来庭という回廊式の庭園もあり、よく整備されている。
湖東三山の中では、一番お寺らしいお寺だった。
コメント
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