かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

京奈近その26 摩利支尊天

2010年12月19日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


建仁寺を出ようと思ったら、こんな看板を見つけた。
禅居庵 摩利支尊天とある。
ちょっと寄ってみた。



建仁寺の塔頭で、禅居庵というらしいが、本尊とは、別に鎮守を祀っている。その鎮守である摩利支尊天は、天部の一つで、元は、バラモン教の神様。サンスクリット語の”マリーチ”の音訳という。”マリーチ”は、陽炎(かげろう)の意味で、ブラフマー(梵天)の子供だそうだ。
開山は、大鑑禅士で、1326年に、元より、麻利支尊天と共に来日したという。
現在の本殿は、信長の父の信秀により建立されたらしい。



麻利支尊天の特徴は、この猪。そこらじゅうにある。摩利支尊天の像は、七頭の猪で、経で、猪車に乗って立つ様子が記されていることから、猪を従える神様になったようだ。
でも、インドで、猪を従える神様に出会ったことはあったっけ?



これは、ちょっと寸詰まり?



この猪は、立派。



ここにも立派なのが。

ということで、亥年生まれの私としては、毎日でもお参りしたくなるような寺院だった。
亥年生まれの方は、立ち寄ってみたら?
仲間がたくさんいるよ。


コメント
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