ブッダガヤから、ブッダが多く説法したと伝えられる、ラージギルに行った。
当時のマガダ国の首都であり、その王から、ブッダは、厚いサポートを受けたと伝えられる。
リフトが設けられているのだが、やはり巡礼ということで、この坂を上って行ったが、流石に、しんどかった。
この暑い中、とぼとぼ上っているのは、往復に要した約2時間の間、私一人だった。
ガイドさんは、体力がなく、途中で、坐り込んでいる。冷房無の部屋で寝ているので、体力の消耗が激しいのだ。
ちなみに、このリフトは、日本のお寺によって造られたもので、ビハール州随一の観光名所となっている。インド人の家族連れが沢山利用しているが、宗教心を持って登っている人が、どの程度いるかは不明。
冥想したと伝えられる穴がそこここにある。今も巡礼対象になっており、入口のところに、金箔がはられている。
この山は、霊鷲山と呼ばれているが、この岩の形が、鷲に似ていることから名づけられたという。
ここが、仏陀が説教したと伝えられる場所。仏教の聖地ど真中である。仏陀が説教に訪れた時は、山々に松明が焚かれ、それはそれはすばらしい光景だったと伝えられる。
ありがたや、ありがたや。
下を見下ろすと、見渡す限りのジャングル。五つの山に囲まれているが、これが、”五山”の元になったのだそうだ。
今日は、何かと話題になった五山の送り火。