G7の声明をあざ笑うかのように、マーケットは、悪い方向に動き続けている。
辞めると宣言して、のざばっている政府を放置している国などサポートする国がある訳もなく。
行くところまで行くしかないのだろうが、行くところがどこなのかがわからないので、皆困っている。
夜行列車でベナレスへついてから(駅は、ムガンサライ駅?)、軽く食事をとって、まずは、サールナートに向かった。
サールナートは、仏陀が、ブッダガヤで、悟りを開いて、最初に説法をしたと伝えられる地で、まさに仏教発祥の地として知られる。
近くに、この仏塔があるが、迎仏塔を呼ばれる。
苦行を共にした5人が、修業途中で、袂を分かった仏陀が、悟りを開いたと聞き、仏陀を迎えたところと伝えられる。
サールナートの遺跡。建物の基盤が多く残るが、ダメークストゥーパが一番目立つ。
6世紀のもので、一部壊れているが、近くから見ると、様々な文様が残されている。
アショカ王の石柱は、5本に折れており、そのまま展示されている。柱頭にあった獅子像は、隣の博物館に展示されているのだが、ちょうど閉館日で、見ることはかなわなかった。インドの紙幣も使われている。有名な、初転法輪像もあり、今回の旅で、最大の残念だったかもしれない。
隣に、ムルガンダクティ寺院がある。何気なく寄ったが、中には、戦前に野生司さんという画家が描かれた壁画があり、見事なものだった。
土産物屋も豊富で、蓮華菩提樹の数珠を購入した。
八大聖地の中で、まともな土産物屋があるのは、ここと、ブッダガヤだけだった。