かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

図説 ブッダ

2011年11月01日 | Books
早くも、11月。忘年会のスケジュールも、ぼちぼち入り出して、あっという間に大みそかがやってくるのだろう。



本書も、AMAZONの古本で買った。もう15年前の本だが、これほど、文と写真がうまくバランスよくマッチしている本は、ないかもしれない。

前書きを中村元博士がされており、当時から、気合のはいった企画であったことがわかる。

ただ、やはり本書の第一は、大村次郷さんの写真群だろう。大村さんの写真は、シルクロード関連でずいぶん拝見したが、インドでもこれだけの写真を撮られていたのだ。
撮影記録を見ると、93年から94年まで、集中的に撮影されたようだ。

インド人の生活もどんどん変わっていくし、インドの発掘は、結構荒っぽくて、どんどん十分な検討もなく、復原されてしまったりもするので、このような記録は、貴重なものだ。
今回訪問したところの写真もずいぶんあるが、本書の写真と様子が違う。
仏跡整備が進んでいるのだ。それは、いいことなのかもしれないけど、その下に貴重なものが埋もれてしまっていくことは、気がかりだ。


コメント
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