かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

手塚治虫のブッダ展

2011年11月11日 | Books
eq結局、首相は、一日遅れで、TPP協議入りを表明した。全くよくわからない、空白の一日だった。米のいいなり云々ではなく、日本の置かれた状況から、遅すぎる決断(元々FTAが全然結べていないことから問題だ)と言えるが、感情的な議論ばかりが表に出て、本来議論されるべきことが、まさに先送りのままの、今日の表明になったと思う。真の正念場は、これからと言えるが、是非、やってよかったと思える内容にして欲しい。現在の韓国のようなもめ方だけは、今からしたくない。

baseball今日のナベツネ騒ぎも訳がわからなかった。こういうのを、コンプラの問題というのか?単なる内輪もめではないか?いずれにしても、名前の出た江川氏もびっくりだろう(本人がどれだけ巻き込まれていたか知らないが)。こちらも、30年以上前の空白の一日を思い出した。



今年の春、上野で、手塚治虫のブッダ展というユニークな展覧会があった。
展示物は、見たことがあるものが多かったが、漫画とのユニークなコラボという意味で、有意義な企画だったことは、その時、コメントしたように思う。

改めて、その時GETした図録を見てみた。
流石トーハクだけあって、コンパクトではあるが、手塚さんの漫画と、仏像等が絶妙なバランスで展示されていたことがわかる。
ブッダの生涯を、わかりやすく知りたいという人には、打ってつけの機会であったし、図録だろう。

手塚さんのブッダについても、コメントしたように思うが、本書の巻末付録の登場人物説明で、合点がいった。登場人物の約半分は、架空なのだ。だから、仏伝を念頭に漫画を読むと、混乱するが、漫画から直に入った人には、よりエキサイティングなストーリー展開になるのだ。

仏像とか、難解な教えとして仏教を捉えがちな人にとっては、人間味のある手塚漫画のブッダは、新鮮だったと思うし、ブッダは実在した人間だったのだと再認識させるいいきっかけになったものと思う。

映画の方は、結局見なかったけど、BDは、予約してあるので、今から楽しみだ。
コメント
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