かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ぶらりインドその34 タージマハルその2

2011年11月08日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan

yellow20今日のオリンパスの発表には正直驚いた。バブル崩壊から、20年もたっているのに、突如亡霊が現れたような気分だ。フィルム時代は、ずっとオリンパスのカメラcameraを使っていたのだが、悲しい。いいカメラだった。



正門をくぐると、タージマハル廟が見えるのだが、そこから廟までは、かなりの距離がある。
近づけば、近付くほど、その巨大さと、美しさに圧倒される。
完全な左右対称。
ペルシャ建築の影響が顕著なのだそうだ。
4本のミナレットは、やや外を向いていて、地震で倒壊しても、廟本体が壊れないようになっている。



廟に上がるには、靴を脱がなければならないが、シューズカバーがあれば、そのままカバーをして、上がることができる。
これは、上がってから、正門を方向を振り返ったところ。



建物の両側には、赤砂岩でできた立派な建物があるが、東側が迎賓館で、西側(本写真)は、モスクとなっている。メッカの方向になる。



正面の象眼細工。この下をくぐって内部に入ると、大きなドームの真下に、シャージャハーン夫婦の模館が並んでいる。
本物の館は、地下にあるのだそうだ。



とにかく建物全体が、隅々まで、この調子だから、凄いを通り越して、あきれてしまう。



近くからは、見上げてしまう。
高さ67m!



廟の奥には、ヤムナー河が流れる。
シャージャハーンは、この河を挟んで、黒いタージマハルを建て、橋で渡すことを計画していたという。息子によって、アグラ城に幽閉され、その夢を果たすこともなく、亡くなった。

そう言えば、ヤムナー河の水が少なくなって、タージマハルが崩壊するリスクにさらされているという報道があった。そうは、見えなかったが。
昔は、近くの化学工場のばい煙で、タージマハルの大理石が傷んでいたが、そちらの方は、ずいぶん改善されたように見えた。

コメント
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