今日は、薄曇りで、風もなく、絶好のゴルフ日和。前半は、久し振りに、好調だったが、後半失速し、終わってみたら、平凡なスコア。昼が入ると緩むので、やはりスループレーがいい。
中公文庫が、大乗仏典をシリーズ化していたようだ。全15巻。本13巻は、元は、1974年発行。1980年に新訂版が発行され、本文庫版の発行は、2004年。長く読み継がれているということで、結構、元祖的な本なのだろう。
本書の元は、紀元100年頃、仏教詩人であるアシュヴァゴーシャが著わした「ブッダ・チャリタ」だそうだ。しかし、底本は、14章までしかない。しかも、それすら一部欠けている。中国やチベットに伝えられた話から、全部で、28章あったらしいことがわかっている。
今まで、いろいろ本を読んで来たが、悟りを開いてから後の、時間の流れが、よくわからなくなるのは、このせいもあるのかもしれないと思った。本書も、悟りを開いたところで、終わっている。
ただ、悟りを開くまでに、すでに、様々な教えが説かれていて、その一部は、なかなかわかりにくい(高度)。
文章全体も、装飾部分が多く、登場人物も多く、他の本とは、やや違う。伝記というよりは、詩人による叙事詩という感じ。インドらしい、官能的な表現も多い。
元祖そのものの仏伝に触れてみたい人向け。
仏伝そのものであれば、もっとわかりやすい本も多い。
中公文庫が、大乗仏典をシリーズ化していたようだ。全15巻。本13巻は、元は、1974年発行。1980年に新訂版が発行され、本文庫版の発行は、2004年。長く読み継がれているということで、結構、元祖的な本なのだろう。
本書の元は、紀元100年頃、仏教詩人であるアシュヴァゴーシャが著わした「ブッダ・チャリタ」だそうだ。しかし、底本は、14章までしかない。しかも、それすら一部欠けている。中国やチベットに伝えられた話から、全部で、28章あったらしいことがわかっている。
今まで、いろいろ本を読んで来たが、悟りを開いてから後の、時間の流れが、よくわからなくなるのは、このせいもあるのかもしれないと思った。本書も、悟りを開いたところで、終わっている。
ただ、悟りを開くまでに、すでに、様々な教えが説かれていて、その一部は、なかなかわかりにくい(高度)。
文章全体も、装飾部分が多く、登場人物も多く、他の本とは、やや違う。伝記というよりは、詩人による叙事詩という感じ。インドらしい、官能的な表現も多い。
元祖そのものの仏伝に触れてみたい人向け。
仏伝そのものであれば、もっとわかりやすい本も多い。