ダウラタバードは、エローラの近くにある砦。手前は、城門で、奥の山が砦の頂上になる。
前回来た時も、前は通ったが、登る時間は、なかった。
大砲が残されている。
砦は、1187年に作られたが、その後、イスラムの王朝に使われた。
1435年に建設されたチャンドミナール。高さ60mの戦傷記念塔。いかにも、イスラム的。
猿たちがお出迎え。
祈りの場。奥に、砦の頂上が見える。
この辺の雰囲気は、デリーのクトゥブミナールを思い起こさせる。
いよいよ城の本丸に近づいてきた。
物見の塔。
大きな濠がある。
中腹まで来た。緑のデカン高原が広がる。塔も、ずっと下だ。
本当は、ここでもうやめようと思ったが、ガイドに無理やり最後まで登らされた。
でも、最後まで登ってよかった。当時の王様の気持ちがわかる。
まさに自分の領地を一望にしていたわけだ。
眺めは、最高。吹き抜ける風も心地よい。
街の向こうにデカン高原が広がる。とても豊かな町だったという。
城壁が広がる。この砦を、印度のベスト3に挙げる人も多いという。
体力は消耗したが、すばらしい砦だった。
完全な山登り。