かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

印度入魂の旅 その15 オーランガバード石窟群①

2012年10月25日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


ビービー・カ・マクバラーからさらに奥に行くと、オーランガバード石窟群がある。本当にこのあたりは、石窟が多い。この石窟も、頼んで寄り道してもらった。

こちらは、向かって左側にある西側の石窟群。
ご覧のとおり、山を登る感じになる。



登る途中にコブラがいた。生コブラは、流石に初めて。



上から、下を見下ろしたところ。オーランガバードの街を見下ろす場所に石窟が彫られたことがわかる。ブッダの教えに沿ったロケーションと言えよう(静かにお祈りができ、街が遠すぎないところ)。



紀元2世紀から5世紀頃のものと考えられているが、アジャンタ、エローラのものと流石に似ている。
これは、第一窟かな?列柱は彫られているが、未完に終わっている。



お釈迦様。坐像になっている。



こちらもお釈迦様。



こちらのお釈迦様は、椅子に座っている。見事なものである。



きめ細かく彫りこまれている。



この石窟は、途中で、放棄されている。掘り進んで、地盤が悪いことがわかると放棄される。



壁に彫り込まれた仏たち。



柱の模様も見事なもの。



列柱。



アジャンタのものと、構造は同じ。ただし、表から、むき出しになっている。
第四窟だったかな。オーランガバード石窟の中で、一番古く、紀元前1世紀から、紀元後1世紀頃のものと考えられている。



この仏像もすばらしい。東南アジアとの距離の近さも感じる。
コメント
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