この手の本は、まったく読んだことがなかったのだが、先日、勝間さんの話を聞いた時に紹介していたので、読んでみた。
そんな凄いことが書いている訳ではなく、表紙の数字を見てもおわかりのように、TVに出てくるお笑いタレントほど、目覚ましい成果を上げているわけでもない。
ただ、いろんな本の知識、調理器具、その他ギアを駆使した結果、痩せるのに近道はなく王道あるのみという内容になっている。
まず、私みたいな素人は、カロリーばかりを気にするが、それは間違い。N/Cレートが大事だ。カロリーを減らすだけの食事療法は、必ずリバウンドする。カロリーを抑えつつ、栄養素を増やすことにより、N/Cレートを上げることが重要である。
どうやったらN/Cレートが上がるのか?”まごわやさしい”の食事が解答。この”まごわやさしい”という言葉も、別に、勝間さんが発明した訳ではないらしい。
ただ、”まごわやさしい”の食事をおいしく食べるのには、かなり手間がかかるらしいところを、最新調理器具を駆使することによって、手間をかけずに可能にするところは、勝間さんのアイデアらしい。ただ、この調理器具の多さにはびっくり。
相当広い台所が必要だろう。
その他、いろんな健康グッズの紹介もあるが、これも結構家にスペースがないと難しそう。
ということで、結局、ダイエットに近道はなく、バランスのよい食事をとり、一日30分余計に体を動かすという、ごく当たり前の結論になっている。
目新しさはないが、偏ったダイエットに挑戦し、失敗した人は、読んでみてもいいかもしれない。
私は、料理もしないし、運動もゴルフぐらいだし....結局、言い訳ばかり。でも、肥満まで行ってないから、まぁいいか。