かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

印度入魂の旅 その10 エローラ①

2012年10月04日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


ボパールから、夜行列車で着いた駅は、オーランガバードではなく、ブサヴァルだった。それも、まだ真っ暗。
そこから、エローラへの3時間半のドライブ。かろうじて舗装はされているものの、でこぼこ道。



ドライブイン。ホテルとあるが、部屋はあるのか?



水晶と珊瑚が飾ってある。水晶は、この辺でとれる。水晶売りも多かった。珊瑚の方は、意味不明。



エローラに着いた。エローラには、仏教石窟と、ヒンドゥ教の石窟と、ジャイナ教の石窟があるが、仏教が一番古く、ヒンドゥ教、ジャイナ教が続く。
向かって右が仏教石窟で、その左に、ヒンドゥ教の石窟が並び、ちょっと離れた左にジャイナ教の石窟が続く。
エローラは、2回目なのだが、前回は、ムンバイから、日帰りで、エロータとアジャンタと両方見た。
今回は、もうちょっとゆっくり見れると思ったのだが、結局ガイドのペースに合わせるのでそんなにゆったり見たという感じではなかったかな。

これは、向かって右方向にある仏教石窟。前来た時は、乾季だったので、ずいぶん印象が違う。



石窟の上から、水が流れていた。印度らしからぬ光景。



これは、途中で、中止された石窟。



そんな中でも、仏像だけは、作られていることもある。



仏像達は、ほとんど椅子に腰かけた姿勢だ。



ブッダの周りにいるのは、弟子たちか?



この石窟は大きいが、やはり完成していない。



奥の仏像はできている。これらの状況から、いかに石窟を掘っていったかが、わかる。
岩は、玄武岩で結構硬く、凄い労力であったことがわかる。



この石窟は、外の装飾もできている。



この仏像も、椅子に腰かけている。



古い様式をよく残している。



エローラの仏教石窟で、もっとも有名な10窟の仏像。
仏塔と仏像がセットになっている。
天井が、木造建築のようなデザインになっている。
ガイドさんが、お経のような歌を歌ってくれたが、そのエコーのかかりかたにびっくりした。
このデザインが、エコーを増幅させているのではないかと思われ、当時、ここで、僧侶たちが皆で、お経を唱えている様子が目に浮かんだ。
ちなみに、唄ってくれたガイドさんは、シッダールタさん。最初冗談かと思ったが、本当で、しかも仏教徒だという。ということは、あの歌は、本当にお経だったのか?



ボリューム感のある仏像だ。



この石窟は、最大規模。修行に来た僧侶たちの宿泊場所であった。第12窟。



ここにも、すぐお祈りができるよう、仏像が彫られていた。
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