今日は、シンガポール駐在時代の同僚(と言っても、凄くシニアだが)と、恵比須の寿司屋で会食だった。
ライトアップがきれい。携帯カメラだと、光がぼやけて、ますます幻想的な雰囲気を醸しだす。
シンガポールから帰国して、8年ぐらいになるが、ますます変化のスピードを速めているようだ。
人口はすでにゆうに、5百万を超えている。私が、いたころは、4.5百万ぐらいだったはずだ。
シンガポールも少子化にあえいでいるのだが、なぜこんなに人口が増えるかというと、移民である。しかも、中国からの移民が増えているという。
シンガポールで、英語が通じなくて困ったことはなかったが、今は、英語を解しない人も増えているのだそうだ。
そんな中で、今までのシンガポール政府の専横的な政治も、流石に曲がり角に来ているという。
シンガポールは、極端な学歴社会で、国家公認のエリート養成システムがあったが、やり過ぎとの批判が出ているという。ただ、今のシンガポールを引っ張っているのは、このシステムで、生き残ったエリートたちだ。
時代の流れとはいえ、複雑な気持ちだ。
日本に対する感情は、引き続きよい。
シンガポールも、韓国、中国と同様、日本に占領された暗い過去を持つが、近代シンガポール建国の父で、あるリークァンユーは、それはそれ、これはこれという考え方から、日本の戦後の経済復興をモデルにした国造りを行い、大成功を収めた。
国土が小さいことと、成長する亜細亜の中心にあるという優位性を生かし、その成功モデルを、日本より、長く持続できているが、いよいよ正念場らしい。1
お土産に、”バーベキューポーク”をいただいたが、これだと”バIベキュIポⅠク”になっちゃんだよね。
これもシンガポールらしい。