今年、やはり、デビュー50周年のローリングストーンズの新BDが出た。
全く、予備知識なしで、GETしたが、おまけのTシャツ(まだ開けてない)はともかく、なかなか見ごたえがあった。
ビートルズみたいに、ストーンズの初期の映像はそう多くない。
このBDを作るにあたって、映像無で、生存しているストーンズのメンバー(要するにブライアンだけは、この世にいない)に長時間インタビューしたという。
これが、このBDの醍醐味だ。
ダーティなイメージで売り出したストーンズだから、映像も多く残っていないし、語られなかったパーツも多い。ほんBDでは、それらが、オープンにできる範囲で?されけ出されているように思う。彼らも今まで封印していたり、無意識にしゃべっていなかったことが、本BDで明らかにされる。
特に、ブライアンの最後の姿が、印象的だ。
薬の恐ろしさを知る(と言っても、ストーンズのメンバーは懲りなかったことも、本BDではオープンに語る)。
初期のコンサートの滅茶苦茶振りに改めて驚かされる。意図的な暴力が振り回される。ビートルズは、ここまでひどくはなかった(と思う)。少なくとも、そんな映像は残されていない。
内輪の映像も多く収録されているが、はっきりいって滅茶苦茶。行きつくとこまで行って、このままじゃ破滅ということろで、この世?に戻ってきた。その様子も克明に描かれる。
もちろんオルタモントの悲劇もその滅茶苦茶の延長線上にあるのだが、そういう時代だった言い切れないところに、ストーンズの凄さというか、奇跡がある。
日本のファン向けのメッセージなどもあるが、正直びっくり。何の価値もないし、ストーンズらしくない。
彼らの50年の歴史を、このような形で見れることに感謝。
今のストーンズになるまでの物語で、その後に興味のある人は、数あるライブ盤の方をどうぞ。
それにしても、これだけの逆境を跳ね除けて50年?
信じられない!