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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

倭人伝、古事記の正体

2012年12月15日 | Books


今日は、雨予報だったんだけど、一滴も降らず。小春日和のプレイを満喫。
初めてのコースだったので、スコアは???



茶屋も、埼玉風?



本書は、”激変!日本古代史”の続編。

今年は、古事記編纂1300年ということで、古事記関連の本が多数出ていて、途中で、付き合うのを諦めたのだが、本書は、学者目線ではなく、考古学に興味のあるアマチュア目線で、予断なく、足を使った取材で、読者を楽しませてくれる。

前半が、倭人伝関連の所縁の地巡りで、後半が、古事記関連の所縁の地巡り。
プロだから、各遺跡の専門家にいろいろ取材をしているが、遺跡を訪れる姿は、我々アマチュアと変わらない。そこが、共感を呼ぶ。

例えば、前回の九州旅行で、訪れた須玖岡本遺跡、宇美八幡宮なども取り上げられている。
須玖岡本遺跡は、倭人伝にある奴国の王都であったと考える。宇美八幡宮の近くには、ごく初期の前方後円墳があるそうで、この付近の前方後円墳は、箸墓よりも古いという。
同じ、場所を訪れても、情報の租借の深さが違う。
南九州の遺跡についての記載も興味深い。このような観点で、南九州を周ったことはないので、いつか実現したいな。

古事記については、やはり古代出雲に関する場所がハイライトだが、その他にも、興味のある場所がたくさん取り上げられている。古事記の時代に、日本中を舞台にした物語があった(作られた?)のだ。

古事記と倭人伝に、重なる部分があるのか、全く別の話なのか。本書を見て、所縁の地を訪れて、考えてみてはいかが?
コメント
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