かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ぼくらの60~70年代 宝箱

2013年01月05日 | Books
今日は、本年初ゴルフ。寒さが、懸念されたが、完全防備+ほぼ無風のおかげで、完走できた。スコアは、いまいちながら、新ドライバーは、無難にスタートでき、ほっと一息。
今年こそは、飛躍の年にしたい?



本書の存在は、続編の”(まったく本書と同じ)熱中記”を読んで知った。AMAZONで即GET。

期待にたがわぬ面白さ。
ほとんど私と同世代の著者が、やはりほとんど私と同じ視線で、当時の子供たちが興味を持っていたものをビジュアルに蘇らせてくれる。
拍手である。

著者が、当時から、ずっと大事に持ってきたものばかりではないとは思うが、これだけまとまって当時のガラクタが見れるとは、夢にも思っていなかった。
時々ショップで、とんでもない値段で売られているのを見て、そりゃないよなと思ったグッズが、ずらりと並んでいる。

もっと驚くのは、並んでいるグッズ全てに既視感があること。本当に見たのか、何か他の媒体で見たのかは定かではないのだが。

水中モーターS-1は絶対持っていたが、100円だったらしい。
そういえば、マブチ13も100円ぐらいで、モーターで動くプラモをプレゼントで贈る時、マブチ13を付けてあげるのが礼儀だった。さもなくば、プレゼントをもらった人は、そのプラモデルの価格と同じぐらいのモーターを買わないと、そのプレゼントを完成させられなかった。

ソノシートは、そこそこ持っていたのだが、何を持っていたのかさだかではない。
ウルトラQの、ゴメスが出てくるものと、ウルトラセブンで、エレキングが出てくるものは、絶対持っていたと思う。

プラモデルも凄いブームで、クリスマスに買ってもらったのは、いつもその時に一番欲しいプラモデルだった。

すごい本だとは思うが、一つ一つのキャラに絞ってしまうと、もっと凄いコレクターがいるんだろう。本書に取り上げられていないものも、記憶にあるグッズがすぐ思い浮かぶから。

でも、やっぱり感謝だし、もっと極めて、ご披露いただくとありがたい。
文章も軽妙で、思わずにやっとしてしまう箇所多数。

前の本を読んだ時に、酒ブタの収集ブームがないとコメントしたが、本書には載っていた。昭和44年ぐらいのごく短い間流行って、禁止された遊びだったそうだ。
2B弾も、名前は、聞いたことがあったけど、物心ついたころには禁止されていた。
ずいぶん子どもにも、危ない世の中だった。

50歳代ミドルの人に絶対お勧め。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする